2023年9月21日から24日まで開催される「東京ゲームショウ2023(TGS2023)」にて、コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)はブースを出展している。2023年11月16日発売予定の『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』に加え、『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』『CYGNI: All Guns Blazing』『Super Crazy Rhythm Castle』といったタイトルの試遊を用意する。

  • TGS2023

    大きなディスプレイが並ぶKONAMIブース

なかでも『桃太郎電鉄ワールド』の試遊エリアは、世界を旅するゲーム内容にちなんで空港をイメージしたデザインに。キャビンアテンダントの姿をしたコンパニオンさんにチケットを渡し、実際にQRコードを読み込んでからゲートに入場するこだわりっぷりだ。

試遊できるのはTGS2023用の特別版デモ。3年決戦の最後の10月から3月までをプレイする。10億円といくつかカードを所持した状態でのスタートだ。まめ鬼と赤鬼と対決し、決算時に純資産総額で1位になると、景品が当たる「次の目的地」ルーレットに挑戦できる。

期間が6カ月なので、スムーズに進行したらあっという間だろう。とにかく手持ちのカードをバンバン使って、最初の目的地に一番乗りするほかあるまい。

筆者が試遊させてもらったところ、実際にかなりの短期決戦だった。最初に選ばれた目的地は、中東イラクの首都「バグダッド」。はたして6ターンで到達できるのかと思ったが、そんな心配は杞憂に終わった。

  • TGS2023

    ゲート前にはキャビンアテンダントさんがスタンバイ

  • TGS2023

    試遊の参加チケットのクオリティの高さに驚かされる

  • TGS2023

    しかも、チケットは搭乗口で実際に読み込む

  • TGS2023

    フライトの運航スケジュールまで再現した

試遊では、最初のターンにうっかりカードを使い忘れるというミスをやらかすも、日本国内のマス目が思ったより少なく、すぐ中国に到達した。東京から京都までは、わずか1マス。これなら余裕で挽回できるだろうと思い、サイコロを3つ振れる「双発プロペラカード」を連発したら、難なくバグダッドへ到着できた。一番乗りである。

なお、今作のカードは複数回使えるものが多く、残り回数が電池残量のように視認できるようになっていた。使い切ったらカードはなくなってしまうが、残量を戻す方法として「給油駅」も搭載されているという。

そうして、あっという間に6カ月が経過。目的地に到達できたこともあり、1位を獲得できた。晴れてルーレットへの挑戦権を獲得できたわけだ。

ルーレットで用意されている目的地は、「スパリゾートハワイアンズ」ペア招待券がもらえる「ハワイ」のほか、「マザー牧場」ペア招待券がもらえる「ニュージーランド」、「東京ドイツ村」ペア招待券がもらえる「ドイツ」、「横浜中華街お食事チケット」がもらえる「中国」、幕張メッセ会場のデイリーヤマザキなどで使える「ドリンク無料引換券」がもらえる「幕張」の5つ。筆者が挑戦したところ、当たったのは「幕張」だった。ほとんどの人が「幕張」ばかりだが、筆者が挑戦する少し前に「ハワイ」当選した人もいたようで、スタッフの人たちも盛り上がっていた。

  • TGS2023

    試遊用にデザインされたバージョンをプレイ

  • TGS2023

    最初の目的地はバグダッド

  • TGS2023

    今作は世界が舞台なので、マップが球体。空路に飛び立つと、立体的に飛行機も浮かび上がる

  • TGS2023

    サイコロ3つ使えるの「双発プロペラカード」。見た目も飛行機になってビューンと飛んでいく

  • TGS2023

    バグダッドに到着! 国内ならなんとなく知っている名産品や物件も、海外になるとまったくの未知

  • TGS2023

    短期決戦は目的地に着いたもの勝ち

  • TGS2023

    ルーレットは残念ながら「幕張」。同作のアクリルキーホルダーももらえる

  • TGS2023

    幕張行きのチケットもゲット

9月23日にはスペシャルステージ『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』を実施。MCに山口慧さん、ゲストに陣内智則さんを招き、徹夜で『桃太郎電鉄ワールド』をプレイしたロッシーさん(野性爆弾)、関町知弘さん(ライス)、南條庄助さん(すゑひろがりず)、三島達矢さん(すゑひろがりず)が、新カードの紹介などを含めた同作の魅力をプレゼンする。また、上原康仁氏(地球の歩き方ウェブ 編集長)、桝田省治氏(監督 / ゲームデザイン)、岡村憲明氏(コナミデジタルエンタテインメント シニアプロデューサー)も登壇した

そのほか同社のブースには、海外メーカーと開発を進める『CYGNI: All Guns Blazing』『Super Crazy Rhythm Castle』に加え、『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』の世界観を再現した試遊エリアのほか、日本ファルコムの『イースX -NORDICS-』、ブシロードの『マクロス -Shooting Insight-』といったパートナータイトルの試遊台も用意されていた。

  • TGS2023

    縦スクロールシューティング『CYGNI: All Guns Blazing』。上空を飛びながら、全方位からやってくる敵を迎撃しつつ、地上からの攻撃にも対処しなければならない

  • TGS2023

    ハチャメチャリズムアドベンチャー『Super Crazy Rhythm Castle』。最大4人までの協力プレイが可能。リズムゲームだけでなく、ちょっとしたギミックを解く要素も用意されている。試遊させてもらったときは、リズムゲームの途中で黄色い玉を集める画面左側のミニゲームに切り替わった

  • TGS2023

    『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』の試遊エリアは緊張感抜群

  • TGS2023

    段ボールに隠れられるフォトスポットも用意されていた

©さくまあきら©Konami Digital Entertainment
Nintendo Switchのロゴ・Nintendo Switchは任天堂の商標です。