タイガー魔法瓶は8月3日、宇宙から見た地球の海の色をクレヨンにした「海のクレヨン」とのコラボレーション製品となる、容量0.5Lの「真空断熱ボトル(保冷専用) MCS-A50J」を発表した。タイガーオンラインストアでのみ取り扱い、8月21日に発売する。価格は5,000円。
「海のクレヨン」は、衛星通信事業者スカパーJSATが発売した、宇宙から撮影した地球の色から作られたクレヨン。タイガー魔法瓶は国際宇宙ステーションから宇宙実験試料を回収するための真空断熱容器の製造を行っており、また宇宙事業の発展を願うという共通点があったことなどから、今回のコラボが実現した。
今回発売するMCS-A50Jでは、「海のクレヨン」全12色のうち、5色を本体カラーに採用。具体的には、エルーセラ島西部(バハマ)、グレートバリアリーフ(オーストラリア)、カントン島(キリバス共和国)、奄美大島(日本)、陰陽海(台湾)の5色で、海のクレヨンと同様に、海の色を抽出した場所の座標(緯度・経度)をボトル正面に記載している。
機能面では、ふた・せん・せんカバーに抗菌加工を、内部に独自の電解研磨技術「スーパークリーンPlus」を施した、タイガー魔法瓶独自の衛生仕様「BioGuard」に対応。本体は汚れやにおいなどに強く、せんはSIAA認証も受けている。
このほか、飲む際にボトルを大きく傾ける必要がないステンレスストローの搭載、独自のスピニング加工による軽量化、片手で開けやすいオープンサポート設計なども特徴だ。
6時間の保冷効力は8度以下。口径は4cmで、本体サイズは6.6×7×24.5cm、重さは約230g。売り上げの一部は、海面上昇の危機に直面しているキリバス共和国に寄付し、自然災害基金として活用される。