工機ホールディングスは6月14日、電動工具ブランド「HiKOKI(ハイコーキ)」から、コードレス冷温庫2機種を発表した。価格とラインナップは、容量36Lの「コードレス冷温庫 UL 18DE」が159,170円、容量10.5Lの「コードレス冷温庫 UL 18DD」が109,340円。

発売日はUL 18DEが8月を予定し、UL 18DDが6月14日から順次。どちらも「マルチボルト蓄電池 残量表示付」(BSL 36B18X)が1個付属する。カラーはアグレッシブグリーン、フォレストグリーン、サンドベージュの3色。

  • コードレス冷温庫 UL 18DE。左からフォレストグリーン、サンドベージュ、アグレッシブグリーン

  • コードレス冷温庫 UL 18DD。左からフォレストグリーン、サンドベージュ、アグレッシブグリーン

HiKOKIのコードレス冷温庫は、同社の電動工具に用いられるリチウムイオンバッテリー「マルチボルト蓄電池」で駆動する点が特徴。着脱できる仕切板で庫内を2部屋に分割し、冷蔵と保温、冷蔵と冷凍など、用途に合わせて部屋ごとに異なる温度設定が可能だ。

今回発売する36LモデルのUL 18DEは、冷凍、冷蔵、保温が同時にできる3部屋モードを採用した。仕切板で庫内を3部屋に分割し、左・右・中央で部屋ごとに温度を設定できる(隣り合う部屋の温度差は最大60度まで、3部屋の温度差は最大78度まで)。

  • 3部屋モードの収納イメージ

10.5LのUL 18DDは、軽量で持ち運びやすいコンパクトモデル。少人数での使用や軽自動車のトランクなど小スペースへの積載にも適している。本体には、運搬時に便利なキャリーハンドルを備えた。

  • 持ち運びやすいキャリーハンドルのほか付属のショルダーベルトも用意

  • スイッチパネルが部屋ごとの温度が分かりやすいようデザインを変更した

スマートフォンなど外部機器の充電用にUSB Type-CポートとUSB Type-Aポート×1基(いずれも最大20W出力)を搭載。加えて、UL 18DEは12V出力ソケットを装備し、ケトルや市販の12V出力機器(ファン・電気毛布など)を使える。

  • どちらも充電用USB Type-CポートとUSB Type-Aポート×1基を備える

UL 18DEの主な仕様は次の通り。庫内の温度設定は-18度、または-15~60度(5度単位)。仕切り板を使った場合の内部容量は8L/8L/14.5L。本体サイズはW340×D829×H450mm、重さは20.1kg(本体のみ)。

UL 18DDの主な仕様は次の通り。庫内の温度設定は-18度、または-15~60度(5度単位)。仕切り板を使った場合の内部容量は3.5L/6.5L。本体サイズはW315×D481×H312mm、重さは10.2kg(本体のみ)。

  • UL 18DEの運搬イメージ