ドン・キホーテは、オリジナルブランド「情熱価格」ブランドから、低遅延モードを搭載した「完全ワイヤレスイヤホン」新製品を発表した。全国のドン・キホーテ系列店舗(一部店舗を除く)で6月1日から販売しており、価格は3,278円。

  • 6月1日に発売した「完全ワイヤレスイヤホン」のイヤホン部分

「完全ワイヤレスイヤホン」は、音質を追求したスティック型の完全ワイヤレス。商品開発にあたっては、元オーディオメーカー出身のスタッフが検討と試聴を重ねてグリーンハウス製の完全ワイヤレスイヤホンにたどり着き、その後も20種類以上のサンプルを聴き比べ、メーカーとやりとりし改良を繰り返して仕上げたという。

音質については、「低音部から高音部までバランスよく音が鳴るように配慮しながら、しっかり低音が響くように仕上げた」「ワンクラス上のサウンドを実現できた」としている。

  • カラー「WH」/カラー「BL」/カラー「BK」

音ズレを軽減する低遅延モードにより、動画やゲームの利用も推奨されている。機能面では、ケースから出した際のオート電源オン、タッチ操作、音声アシスタント呼出し、マルチペアリング、片耳モードなどを搭載。マルチポイントには非対応で、安全機能として過充電保護、過放電保護、過電流保護機能を用意する。

通信はBluetooth 5.3、プロファイルはHFP/A2DP/AVRCP、コーデックはSBC/AACに対応。本体はIPX5の防水性能を備え、軽い雨やスポーツ中の汗などがかかっても使用できる。連続再生時間は、単体で約6時間、充電ケース併用で約21時間。

イヤホン単体の本体サイズはW33×D23×H21mm、重さは約3.5g(片耳)。専用ケースのサイズはW60×D25×H50mm、重さは約33g。充電端子はUSB Type-Cで、フル充電までの時間はイヤホン/充電ケースそれぞれ約2時間。

  • 「完全ワイヤレスイヤホン」のパッケージ

  • 3カラーの実機。試聴してみたところ、低音の鳴りと、左右から聞こえる音のバランスがよい製品だった