オーディオテクニカは4月6日、スクエアデザインの完全ワイヤレスイヤホン「ATH-SQ1TW2」を発表した。ジェットブラック(BK)、カフェラテ(CA)、フォレストグリーン(GR)、ネイビーレッド(NRD)、ピンクブラウン(PBW)、ピュアホワイト(WH)の6色展開で、4月21日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は11,000円前後を見込む。

  • ATH-SQ1TW2

ATH-SQ1TW2は、2020年に発売された「ATH-SQ1TW」の後継機種。スクエアデザインや6色のカラバリ、コンパクトなサイズ感などの基本コンセプトはそのままに、前モデルよりひと回り小型化。イヤホン単体の重さが4gまで軽くなったことで耳への負荷を抑え、装着感を向上したとする。さらに、新たなカラーリングや使いやすさの向上などのアップデートがなされている。

2台の機器を同時接続できるマルチポイント機能を搭載し、充電ケースを置くだけでワイヤレス充電できるQiに対応したほか、オーディオテクニカ専用アプリ「Connect」にも対応した。さらに、自分だけに音を知らせるプライベートタイマー機能や、音声ガイダンスの日本語/英語の切り替えが可能となった。

  • 上段左から、ジェットブラック(BK)、カフェラテ(CA)、フォレストグリーン(GR)、下段左からネイビーレッド(NRD)、ピンクブラウン(PBW)、ピュアホワイト(WH)

イヤホンとケースが融合した一体化デザインを採用し、充電ケースからイヤホンまで色や形状をトータルに統一している。また、明かりの少ない場所や環境下でもイヤホンの左右を着け間違えないように、イヤホンのL/Rが光る設計となっている。IPX5相当の防水性能により、使い終えたイヤホンは水洗いできる。

  • イヤホンが汚れたら水洗いが可能

イヤホンの満充電状態から連続約6.5時間、充電ケース併用で最大約20時間の再生が可能。充電ケースの開閉時には、充電状況に応じてLEDインジケーターが3つの色で点滅して充電ケースの電池残量を確認可能。充電はQi対応のワイヤレス充電器のほか、付属の充電用USBケーブルを使って充電することも可能。

  • Qi対応のワイヤレス充電器を乗せるだけで充電できる

そのほか、外の⾳を⾃然に取り込みながら⾳楽が聴ける「ヒアスルー機能」やイヤホンを着けたまま会話やアナウンスが聴ける「トークスルー機能」、ゲームや動画視聴時に音の遅延が気にならなくなる「低遅延モード」や、マイクを通して自分の声が聴ける「サイドトーン機能」に対応する。

専用アプリ「Connect」では、4種のプリセットイコライザーから好みの音を選択したり、音量ステップ数をより細かくコントロールしたりできるほか、タッチセンサー感度の設定やタッチセンサーのロックなどが可能。

  • イヤホンが取り出しやすく、落としにくい充電ケース

サウンド面では、専用設計の直径5.8mmのドライバーを搭載し、厚みのある低域と伸びやかな中高域表現が可能だとする。イヤピースは柔らかなシリコン素材で、XS、S、M、Lの4種類のサイズを用意する。

  • 充電ケース各色