コロナは2月14日、除湿機本体と上部のサーキュレーターを分離して運転可能なサーキュレーター連動衣類乾燥除湿機「CDSCタイプ」を発表した。4月3日から発売する。価格はオープン。

  • サーキュレーター連動衣類乾燥除湿機「CDSCタイプ」

除湿機本体とサーキュレーターを分離できる衣類乾燥除湿機。分離、一体、単独という3通りの運転方法を、洗濯物の量や干し方、用途に応じて使い分けられる。

分離運転では、除湿機本体とサーキュレーターを分離して2方向から洗濯物に広く風をあてることで、多くの衣類でもムラなく速く乾燥が可能。除湿機本体が室温上昇と湿度低下などから洗濯物の乾き具合を算出し、赤外線通信でサーキュレーターと連動して仕上げ運転を行う。

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分離時は除湿機本体の高さが約44cmとコンパクト。背が低いハンガーラックの真下に設置でき、水分が溜まりやすい洗濯物の真下から直接風を当てられる。

一体運転では、除湿された風を大口径24cmのサーキュレーターが効率よく送風し、約72分の衣類乾燥時間を実現。広角90度の首振り運転時は幅5m、高さ2mを越えて遠くまで風を送る。また、温風ヒーターを搭載し、厚手の洗濯物も温風で揺らしてしっかり乾燥させる。洗濯物が乾いたら自動停止し、無駄な運転を省く。

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さらに、除湿機本体とサーキュレーターはそれぞれ単独運転が可能。サーキュレーターは広角135度のスイングに対応し、約6mの送風到達距離で幅広い風を遠くまで届けるとし、衣類乾燥のほか、冷暖房時の温度ムラの軽減や換気促進などに活用できる。

ほかにも、大きく水捨て回数が少なくて済む容量3.6リットルの「ビッグタンク」を採用したほか、熱交換器の清潔性を維持する「クリアフィンコート」を搭載。除湿方式は電気代が安いコンプレッサー式を採用した。

その他の主な仕様は、消費電力(50/60Hz)が除湿時185/210W、衣類乾燥時455/480W。運転音(50/60Hz)は除湿時が連続38/38dB、衣類乾燥時が標準48/48dB。運転モードは除湿(自動・連続)、サーキュレーター(強・弱・微)、衣類乾燥(速乾・標準・夜干し)、排水タンク容量は約3.6Lで自動停止。重さは12kg。