Javasparrowはこのほど、遠く離れた相手が付けたあかりと連動するIoT照明「wesign」(ウィーサイン)をリニューアルした。1月16日から直販サイトで販売開始しており、価格は30,600円。
wesignはWi-Fi機能を搭載した、2台で1セットのIoT照明。上部・下部それぞれにLEDを備え、上部は電源のオンオフで点灯/消灯するが、下部にあるLEDは、初期ペアリングしてあるセットの照明と連動して光る仕組み。
例えば1台の電源をオンにすると上部のLEDが光り、セットになっているもう1台では下部のLEDが点灯する。また、1台をオフにすると上部LEDがオフになり、もう1台の下部LEDがオフになる。両方の照明を点灯すると、上部LEDと下部LEDの両方が光る。
コンセプトは「ひかりで繋がる照明」。離れて暮らす家族など、大事な人と1つずつ使うことで、相手の帰宅や消灯がわかるため、普段通りに生活していてもそばにいるように感じられるという。
初代wesignの発売は2017年11月だったが、約5年を経て今回リニューアルモデルが登場した。改善ポイントは下記の4点。
- 本体の軽量化
- スイッチの改善
- ACアダプターをUSB方式に変更
- 上ガラスが取り外し可能に
本体の高さを約1cm小型化し、重さを600gから350gへ大幅に軽量化。また、電源周りを従来のACアダプタからUSBケーブル方式に変更し、オンオフの操作性も改善した。このほか、LEDを覆うガラスを取り外しできる機構にしたことで、お手入れや持ち運びもしやすくなっている。
LEDの色温度は2700k相当。無線LAN規格はWi-Fi 4(IEEE802.11b/g/n)をサポートする。本体サイズはW91×D91×H121mm、重さは350g。電源は5V/1A。専用スイッチ、ガラスクリーナークロス、クイックセットアップガイド(兼保証書)が付属する。
利用にはWi-Fiへの接続が必要だが、Wi-Fi設定が不要な「簡単セットアップキット」も合わせて販売開始した。同梱の小型Wi-Fiルータを自宅のルータに接続すると、Wi-FiのIDやパスワードを設定することなくwesignを使用できる。同キットの価格は36,300円(wesign2台1セットを含む)。