BBソフトサービスは「+Style」において、ベッドサイドで映像を楽しめるNextorageの小型プロジェクター「NX1」を、1月10日に取り扱い開始した。価格は36,800円。
天井や壁に最大120型の映像を投写でき、寝室での“寝ながら視聴”に特化した小型プロジェクター。メモリーやストレージを中心に手がけ、ソニー出身のモバイルプロジェクター開発メンバーも在籍しているNextorageが2022年に発売した製品で、今回販路を+Styleにも拡げたかたちだ。
本体の重さは155g、サイズも横幅約83mmとコンパクトな手のひらサイズ設計。専用のフレキシブルアームでベッドフレームなど厚さ55mmまでの板面に挟んで固定でき、部屋の動線を妨げずに使えるようにした。
独自設計による熱伝導デバイスを採用した超小型プロジェクター投影部を搭載。HDMI入力を1基備え、別途用意したFire TV Stickなどのメディアプレーヤーを組み合わせて使うことを想定している。ステレオミニの音声出力も装備する。
投写方式はDLPで、TIのDLP IntelliBrightを採用。リアルタイムに画像コンテンツを解析し、輝度とコントラストを調節しながら、消費電力も最小限に抑えている。投影中に電源ボタンの長押しで、標準画質とダイナミックピクチャーの2種類を切り替えて使える。
投写面から1.15mで40型、3.45mで120型の大画面投写が行える。解像度は854×480ドット。明るさは105 ANSIルーメンで、暗い場所での視聴に最適とする。コントラスト比は400:1。スマートフォン比で30%以下までブルーライトを抑制している。自動台形補正機能も備え、±約40度まで補正可能だ。光源寿命は約2万時間。
夜間利用を想定し、内部ファンの動作音を最大25dBまで抑えた。電源を入れて約5秒で映像を投写できる、クイックスタート機能も搭載する。消費電力は最大12W。本体サイズは約83×17.2×95mm(幅×奥行き×高さ)。約3mの電源ケーブルや結束クリップなど、設置自由度を高める付属品を同梱している。