堅牢性と耐久性を突き詰めた機能美が反映されたデザインで知られるG-SHOCKが、2023年4月に生誕40周年を迎えます。今回は、そのキックオフイベントとして12月5日(月)に開催された完全招待制特別イベント 40th Anniversary「G-SHOCK PREMIUM NIGHT」に潜入取材してきました!

G-SHOCK開発秘話や今後の展開に関するカンファレンス、TM NETWORKとシークレットゲストによるライブステージの様子をお届けします。

スタイリッシュな光と音に彩られ、イベントへの期待が高まる!

会場となったBillboard Live Tokyoは東京ミッドタウンにあるクールなライブレストラン。ブルーの照明が会場を照らし、DJ BIG-8による音楽が流れるなか、G-SHOCKのカンファレンスが始まりました。

DJ・ミュージシャンでもある井手大介さん司会のもと、カシオ計算機株式会社の常務執行役員である伊東重典さんからG-SHOCKの歩みと40周年に向けた展開、アニバーサリーモデルについて語られました。

これまでの40年、これからの40年、100年に向けて

G-SHOCKはある若手社員の落としても壊れない時計を作りたいという、たった1行の企画書からスタート。数百本のテストと2年以上の歳月をかけ、1983年に中空構造を持った初代G-SHOCKが生まれました。
G-SHOCKは誕生以来40年間、タフネスをブランドの核として止むことのない挑戦を重ね、機能、素材、デザイン、あらゆる要素で進化を続けています。

揺るぎないブランドコンセプトと機能美で支持されるG-SHOCK

耐衝撃に代表される「Absolute Toughness」(アブソリュート・タフネス)というG-SHOCKの唯一無二のコンセプトが、ここまで世界中で支持されてきたのには2つの理由があります。

1つ目はどのような過酷な条件でも時計として駆動し続ける信頼性から、エッセンシャルワーカーに代表されるプロフェッショナルや、エクストリームスポーツを中心としたアスリートに本物のタフネスウォッチとして認められたこと。

2つ目はタフネスデザイン。G-SHOCKは性能を突き詰めた結果、細部に至るまで意味を持った造形をしており、見る人を魅了する機能美として評価されています。

G-SHOCKの高いデザイン性と揺るぎないブランドコンセプトにより、世界中の著名ブランドやアーティストたちがG-SHOCKにシンパシーを抱いてくれました。そして、彼らとのコラボレーションモデルをG-SHOCKのコミュニケーションの核とすることでさらにファンを増やし、ブランド価値を高めてきたんです。

今後も新しいコラボレーション自体がメディアとなり、G-SHOCKのファンを増やしてくれるでしょう。

40周年にふさわしいアニバーサリーモデルの数々

当日、会場の廊下には40周年を彩るG-SHOCKのラインナップが展示されていました。その製品についても伊東さんが解説していきます。

  • 展示の様子

  • 左からMRG-B2000GA 月山モデル、MRG-B5000、GWF-A1000APF、GMW-B5000TCC

まずはイベントのメインであるMR-Gシリーズです。絶対に不可能とされてきた耐衝撃性能を備えたフルメタル化を実現したMR-Gは1996年に登場しました。

G-SHOCKの最高峰ラインとして高品位な素材や外装の仕上げ、メイドインジャパンにこだわった特別な処理が施されています。

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MRG-B2000GA 月山モデル

800年の歴史を持つ刀鍛冶の名門、月山(がっさん)とのコラボレーションモデル。2022年11月に発売されたばかりで、G-SHOCK40周年にふさわしいMR-Gに仕上げました。

刀匠・月山貞伸氏が自ら手彫りでバンドに銘を刻むこだわりのモデルです。

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MRG-B5000

特別なモデルだけでなく、初代G-SHOCKのDNAを受け継ぐマスターピースモデルもMR-Gとしてラインナップしています。初代G-SHOCKの角型フォルムを受け継ぎながら、熟練の技と先端素材を採用することで上質な時計に仕上げました。

2022年3月に2モデルが発売されたMRG-B5000は、いずれも予想を超える大好評を博しています。

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GMW-B5000TCC

今回お披露目となったモデルが2023年1月発売予定のGMW-B5000TCCです。こちらは純チタンの2倍の硬度とステンレスに匹敵する鏡面性を兼ねそろえた「TranTixxii」(トランティクシー)という素材を採用。

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GWF-A1000APF

G-SHOCKファンから強い支持を得ているダイバーズウォッチ、FROGMANの30周年を記念したモデルで、テーマは南米アマゾンに生息する希少種、ヤドクガエルだそう。

G-SHOCKだからこそできる極彩色のデザインです。

カルチャーと共鳴し、進化を追及するG-SHOCK

これまでさまざまなカルチャーと共鳴してきたG-SHOCKですが、本物を知る大人のファンを満足させる革新と進化はさらに加速していきます。

伊東さんは最後に「これからの40年、いや100年に向けて新たなG-SHOCKの挑戦や進化を宣言する場とさせていただきたい。まだ内容はオープンにできませんが、世界各国でビッグネームとタッグを組んだイベントを進めているところです。来年のG-SHOCKにぜひご期待ください。」とコメント。

講演中の様子は自信に満ちあふれ、G-SHOCKのさらなる飛躍を感じさせる力強いものでした。

続いてG-SHOCKの生みの親である伊部菊雄さんによるG-SHOCK開発秘話です。アニメーションを使いながら、G-SHOCK開発にまつわるエピソードについて語られました。

G-SHOCK開発のエピソード

開発のきっかけは、高校の入学祝でもらった時計を落としてバラバラに壊してしまったこと。当時時計は精密機械であり、落とすと壊れるのがあたりまえ。薄型が当然でした。

それから耐久性の試験を重ねていったところ、壊れなかったモデルの大きさはなんとソフトボール大に!

これを現在のサイズまで小さくするため、頭が爆発するほど考え続けたある日、子どものボール遊びを見てひらめきました。ボールのなかに時計の大事な部分が浮いているのが見えたのです。それからさらに2年の月日をかけ、中空構造のG-SHOCKが完成。大人気となり、90年代半ばには若い人にまで浸透しました。

宇宙人にも認められるG-SHOCK、開発者の壮大な夢

新型モデルの代わりに、伊部さんは夢について語りました。それは少し先の未来、2035年のことです。

その頃、伊部さんには天王星に太郎君という宇宙人の友達がいるとのこと。その友達にも「G-SHOCKは宇宙の厳しい環境でも動き続ける凄い時計だね」と褒めてもらい、家族で使ってもらいたいというのです。

既に地球規模で認知されているG-SHOCKを、より過酷な環境の宇宙空間にも広げたい。壊れ物だった時計をタフにした伊部さんならではの既成概念にとらわれない、壮大な夢です。

そして最後に「伊部って頭おかしくない?」と言われたら「少しではなく相当頭がおかしいと言って欲しい」とユーモアたっぷりに付け加えて講演を締めくくりました。

高い技術と理想に裏付けられた「Absolute Toughness」という唯一無二のブランドコンセプト。40周年にかける想い、ブランド力の強さが垣間見えるカンファレンスでした。

G-SHOCK40周年を祝う有名アーティストによる至高の演奏

2部は超有名アーティストたちによるライブステージです。TM NETWORKがステージに上がると会場は一気に興奮のるつぼに!  TM NETWORKもまたG-SHOCKと同じく来年結成40周年を迎えるユニットです。

  • TM NETWORKの3人が揃って生演奏。今夜限りの超スペシャルなライブ

「BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)」 に続いて「BE TOGETHER」を演奏したのち、小室哲哉による激しく心を揺さぶるキーボードソロを挟んで「Get Wild」。

疾走感あふれるセッションでした。

Awichのパワフルな歌声が響きわたる

続いてシークレットゲストとして招かれたラッパーのAwichが登場。1曲目に彼女の人生を描いた「Queendom」を熱唱しました。

そして2曲目はなんと小室哲哉とAwichが奇跡のマッシュアップ! 「SWEET 19 BLUES」を熱唱しライブは大興奮のうちに幕を閉じました。

イベントの模様はG-SHOCKオフィシャルサイトにて、2023年1月5日までの期間限定で配信されています。12月9日からショートバージョンが公開されており、フルバージョンは23日から視聴できます。

CASIO IDは無料で作成できるので、この機会にぜひ登録して奇跡のライブをお楽しみください。



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[PR]提供:カシオ計算機