焦点工房は12月23日、銘匠光学ブランドのAPS-C対応交換レンズ「TTArtisan 35mm F0.95 C」を発売した。ソニーEマウント版、富士フイルムXマウント版、キヤノンRFマウント版、ニコンZマウント版、Lマウント版(ライカ/パナソニック/シグマ)を用意。希望小売価格はいずれも40,000円で、直販価格は32,400円。
35mmと使いやすい焦点距離のAPS-C対応の標準単焦点レンズ。開放F値が0.95と明るく、低照度下での撮影に力を発揮する。絞り羽根枚数は10枚で、超大口径レンズならではのボケを生かした表現も可能だ。
レンズ構成は5群7枚(高屈折レンズ×2枚)。フォーカスはマニュアルで、最短撮影距離は0.35m。小型ミラーレス機とのバランスがよいコンパクトサイズで、外装は質感の高い金属製鏡筒。見た目はレトロ感のあるデザインとなっている。52mm径のフィルターを装着でき、本体サイズは最大径が56~63mm、全長が39~43mm、重さは約250~265g。