• どんな場所にも調和する電子ピアノ「Privia PX-S7000」

突然ですが、みなさんはピアノの購入を検討するとき、どんなことに悩みますか? 筆者は姉が音大のピアノ科に進んだため、ピアノがある家で育ちました。グランドピアノは音色が素晴らしいのですが、やはり悩んだのは置き場所。結果的に、家のなかでも一番広い部屋に置いていました。また、音が広がりやすいため、常に蓋を閉じて音に配慮しながら練習をしていました。

このように配慮が必要なピアノではありますが、ピアノは子どもの習い事としてはもちろん、趣味としても手軽に始めやすく、上達すればするほど楽しいものです。そんなピアノを家で演奏するのであれば、やはり電子ピアノがおすすめ。電子ピアノは音量の調節をして練習ができるので、近隣を気にせず楽しめます。ただ、せっかく買うのであれば、音色やタッチ感、デザインが気になるところ……。
そこで今回は美しいデザインが目を引く「Privia PX-S7000」を実際に使ってみました。本格的な打鍵感と音色、そしてコンパクトさ。その使い心地の良さが想像以上に気に入ったので、紹介します!

スタイリッシュで魅力的なデザイン

まず初めに「PX-S7000」を見て驚いたのは、そのサイズ感。家庭で使われるスタンド・ペダル一体型の電子ピアノは大きく、動かしづらいものが多いなか、「PX-S7000」は幅1,340mm×奥行449mm×高さ741mmとコンパクト。付属のペダルユニットとスタンドデザインは、本体カラーに合わせたカラーリングでスタイリッシュです。

  • 箱から出すと「かわいいね!」と子ども達

  • ギターと一緒に置いてみました。コンパクトで圧迫感がありません

カラーはハーモニアスマスタード、ブラック、ホワイトの3色。今回お借りしたのはハーモニアスマスタードです。電子ピアノには珍しい欧州系のインテリアに使われる深みのある黄色が採用されています。そのため、インテリアに調和しオシャレな印象に。また、スタンドは木目調となっており、個性的であたたかみを感じるつくりです。

また、個人的に気に入ったのが、譜面立てが透明なアクリル板であること。どの角度で電子ピアノを配置しても、対面している人の顔が隠れることはありません。ピアノを弾きながら人の顔を見ることができるので、圧迫感を感じずに弾くことができます。

  • 背面の仕上げもきれいです。譜面立てが透明なので、部屋が広く見えます

  • 演奏に応じた機能を設定し、演奏中にリアルタイムで音をコントロールできます

  • フロントパネルの液晶画面

鍵盤タッチはまるでグランドピアノ

筆者は子どものころ、息抜きとしてグランドピアノを借りて弾くことがありました。そんな当時を思い出しながらも、「PX-S7000」の鍵盤を弾いてみるとまるでグランドピアノのようなタッチの感覚で、なんだか懐かしい気持ちに。「PX-S7000」では弾く力の強弱によって、音色が柔らかくなったり、力強い音に変わったり、繊細な表現も指先の強弱で変えることができるのです。グランドピアノに触れていた私でも、違和感なくスッと入りこめました。

  • 指に馴染む感覚

なお、鍵盤はグランドピアノの鍵盤としても使われる良質なスプルース材と、樹脂のハイブリッド素材を採用されているそうで、木のぬくもりを感じることができます。白健に触れてみると、象牙のような表面仕上げで自然なさわり心地。高級感があり、指に馴染む感覚でした。

  • 白鍵は木と樹脂のハイブリッド鍵盤

  • 黒鍵は黒檀調の艶消し仕上げで自然な手触り

  • 実家に合ったグランドピアノを思い出しました

音色に関してはアコースティックピアノやエレクトリックピアノ、オルガン、ストリングスなど400音色を内蔵されています。個人的にはやはりアコースティックピアノが一番落ち着きましたが、子ども達はオルガンなどの音色を楽しんでいましたよ。それぞれ楽器の特性をきちんと表現した音で、質感なども含めて細部までこだわりを感じました。色々試すことでより楽しめると思います。

4つのスピーカーで広がりのある心地よい音を奏でる

「PX-S7000」をどこに置いても美しい音色を聴くことができる理由はスピーカーにあります。大抵の電子ピアノは2つのスピーカーを搭載したものが多いのですが、「PX-S7000」はそれぞれ独立して駆動される4つのフルレンジスピーカー搭載。弾き手の耳に届く音を中心に、置き場所によって左右されないよう設計されています。
また、4つのスピーカーが搭載されている理由は、360°どこからみても美しい全周デザインで、壁際や部屋の中央に置いたり、さまざまな置き方を想定しているから。『ピアノポジション機能』も搭載され、「PX-S7000」はどこに置いても、それぞれの状況に合わせて音響設定を選択することが可能です。4つのスピーカーを活かしたこの機能により、置き場所に左右されず、ピアノの美しい音色をベストな状態で楽しめるわけです。

実際に色々な場所や角度を変えて弾いてみると、どの場所でも深みのある音を楽しむことができました。家で練習するのであれば、十分すぎる音色です。

  • 壁から離し、部屋の中心に近い方へ移動させてみましたが、音は自然です

  • 向きを逆にして壁際に移動させて弾いてみました

一般的な電子ピアノでは壁に背を向けるような置き方は想定されていませんが、「PX-S7000」では違和感がありません。また、向きや置く場所を変えても、その場所に適した音響セッティングが可能な為、設置場所の選択肢が広がります。

  • ピアノをあまりやったことがなかった娘も夢中です

筆者の家は狭いので、どうしても反響が気になるところですが、ヘッドホンを使用することもできるため、気兼ねなく音を楽しむことができました。また、ギターと一緒にセッションなどをしても、音がぶつかり合う感じもなかったので、他の楽器と合わせて楽しめる点も魅力です。

  • 娘はふだん楽しんでいるギター、息子はピアノに挑戦していました。様々なエフェクトで音に変化を付けることもできるので、シンセサイザーのような使い方もできますね

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小さい頃はグランドピアノをずっと使っていたので、電子ピアノでは物足りないと興味がありませんでしたが、実際に使ってみると「PX-S7000」の魅力にひかれました。ピアノに近い感覚と音質を楽しむことができることに驚きです。また、グランドピアノと違って調律をする必要がないのも嬉しいポイントでした。

ポリッシュ仕上げのハーモニアスマスタードカラーと、スタンド・ペダル一体型のユニークなデザインにより、部屋に置いてあるだけで部屋全体が明るくなります。リビングなどに置いておいてもインテリアの一部として溶け込み、様になりましたよ。

ライフスタイルに合わせて調和する「Privia PX-S7000」。デザイン性はもちろんのこと、ピアノとしての性能や音色にも多くのこだわりがつまっていました。気になった方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

  • 「Privia PX-S7000」



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