イングレート・ジャパンは12月2日、焦点距離11mmの魚眼レンズ「TTArtisan 11mm F2.8」にキヤノンEFマウント版とニコンFマウント版を追加した。通販サイト「Pergear」での価格は35,910円。
対角180度の画角で撮影できる魚眼レンズ。キヤノンEFマウント版とニコンFマウント版は、それまでのモデルから最短撮影距離やレンズ構成などが変更されている。レンズ構成は10群12枚で、4枚の高屈折率レンズで歪曲収差と球面収差を、1枚の超低分散レンズで色収差やフリンジを抑制。シャープさと描写力、色制度などを高めている。絞り羽根枚数は10枚となり、より柔らかいボケ表現が可能。最短撮影距離は0.25mと若干伸びている。フォーカスはマニュアル。
鏡胴はアルミを使った全金属製で、アルマイト処理を施すことで高級感を高めている。本体サイズは直径90mm、長さ140mm、重さは439~600g