Beijing Roborock Technologyは、ロボット掃除機「Roborock」シリーズ新製品として、2,700Paの吸引力を備えた「Roborock Q5+」(以下、Q5+)および「Roborock Q5」(以下、Q5)を11月14日に発売した。
直販価格とラインナップは、自動ゴミ収集ドック搭載のQ5+が115,280円、自動ゴミ収集ドック非搭載のQ5が82,280円。直販サイト「Roborock Japanダイレクト」で販売している。ロボット掃除機本体の機能は2製品共通。カラーは2製品ともブラックとホワイトの2色を用意する。
Q5+とQ5は、2,700Paの吸引力と高精度レーザーセンサーを備えたロボット掃除機。Roborock製ロボット掃除機の既存モデルは、吸引掃除しながらの水拭き掃除が特徴だったが、Q5+/Q5には初めて水拭き機能を搭載せずに、価格を抑えた。
メインブラシには、既存の上位モデルに採用しているラバーブラシではなく、柔らかい毛のブラシを用いた。凹凸がある床でもしっかりとゴミを捉え、床を傷つけることなく小さなホコリまで絡めとるという。
毎分300回転するレーザーセンサーで部屋をマッピングしながら、独自アルゴリズムによる効率的なルートで掃除。このほか、13種19個のセンサーが連携し、家具や障害物の検知に加え、段差からの落下や家具への挟まりも回避する。大容量のバッテリーを搭載し、最大で連続3時間/300立方メートル稼働可能だ。
専用アプリでは、掃除ルートをリアルタイムで確認できるほか、進入禁止エリア・掃除したいエリアの設定、掃除する部屋の順番設定、部屋ごとの掃除モード設定、スマートスピーカー(Amazon Alexa、Google アシスタント、Siri)との連携などが可能。
Q5+に付属する自動ゴミ収集ドックは、2.5Lの紙パック式で60日分のゴミを収集。内部にフィルターを備え、0.3μmまでの微粒子を99.7%吸引し、排気を清浄化する。本体用エアフィルター、モップクロス、ダストボックスは水洗いに対応している。