日本オーディオ協会は、JASジャーナル「日本オーディオ協会 創立70周年記念号」を同協会のWebサイトで無料公開した。ハイレゾ、アナログ、立体音響の3つのテーマで、専門家による寄稿や対談、“エポックな名盤10作”などを紹介している。
エンジニアや個人会員による寄稿を中心に、最新のオーディオ製品に用いられている技術情報や業界トレンドを学べる、季刊発行の機関誌「JASジャーナル」。
最新号は、日本オーディオ協会の創立70周年記念号として構成。オーディオ、およびオーディオ・ビジュアルの業界で起きた直近10年の出来事を振り返り、「ハイレゾ、発展の10年」、「アナログ、復権の10年」、「立体音響、飛躍の10年」の3つの切り口で掘り下げている。
三浦孝仁、小原由夫、麻倉怜士の各氏による寄稿のほか、メーカー開発者対談ではエソテリックとマランツ、テクニクスとオーディオテクニカ、ラックスマンとアキュフェーズ、デノンとヤマハの4編が実現。さらに、「未来のオーディオに求められるものとは?」というテーマで実施された、日本オーディオ協会の小川理子会長らによる記念鼎談も掲載している。
JASジャーナル「日本オーディオ協会 創立70周年記念号」の内容
イントロダクション
- 創立70周年を迎えて(小川理子)
- 創立70周年記念号について(末永信一)
『ハイレゾ、発展の10年』
- ハイレゾオーディオ発展の流れ(三浦孝仁)
- メーカー開発者対談(エソテリック 加藤徹也×マランツ 尾形好宣)
- ポータブル&ワイヤレスで楽しむハイレゾ(ソニー 関英木)
- 普及・多様化が進んだハイレゾ音源の世界(山之内正)
- 私が思うエポックなハイレゾ10作品
『アナログ、復権の10年』
- アナログオーディオの10年を総括する(小原由夫)
- メーカー開発者対談(テクニクス 井谷哲也×オーディオテクニカ 小泉洋介)
- メーカー開発者対談(ラックスマン 長妻雅一×アキュフェーズ 猪熊隆也)
- 「ダイレクトカッティング」 キング関口台スタジオ 高橋邦明インタビュー
- 「Lacquer Master Sound」 ミキサーズラボ 内沼映二インタビュー
- 私が思うエポックなアナログレコード10作
『立体音響、飛躍の10年』
- 加速するイマーシブオーディオ(麻倉怜士)
- メーカー開発者対談(デノン 酒田恵吾×ヤマハ 熊谷邦洋)
- BS8K放送の22.2マルチチャンネル音響(NHK 島㟢砂生)
- 「イマーシブオーディオ制作現場最前線」 Xylomania Studio 古賀健一インタビュー
- 私が思うエポックな立体音響作品10作
日本オーディオ協会 創立70周年記念鼎談
- 未来のオーディオに求められるものとは? (中島さち子/小林久/小川理子)
エピローグ
- 創立70周年を祝して(佐伯多門)
- 創立70周年に想う(校條亮治)
- 編集後記
日本オーディオ協会70周年記念号、発行いたしました! 充実の内容です。ぜひご一読ください。https://t.co/Ws60Zn06kT#オーディオ #ハイレゾ #アナログ #立体音響 #70周年
— 日本オーディオ協会 (@JASaudio) November 1, 2022