ゼンハイザーのコンシューマー向けイヤホン・ヘッドホン製品を取り扱うSonova Consumer Hearing Japanは、Bluetooth USBアダプター「BTD 600」を11月4日に発売した。価格はオープンプライスで、店頭価格は8,580円前後を見込む。

  • BTD 600。写真左が本体で、右が付属のUSB A-Cアダプター

高音質・低遅延をうたうaptX Adaptiveコーデック対応のBluetoothドングル。Bluetooth 5.2 Class 1準拠で、コーデックはSBCとaptXもサポートし、高い接続性で安定感のある高音質を追求。PCやスマートフォンなどのさまざまなデバイスにつないで「Hi-Fiヘッドホン・イヤホンの音質をもっと身近に、もっと手軽に感じられる」としている。

  • BTD 600の使用イメージ(PCなどは付属しないやヘッドホンは付属しない)

ドングルのコネクタはUSB Standard-Aで、同梱のUSB A-Cアダプターを使うとUSB-C接続も可能だ。BTD 600と接続しても、音楽再生や音量調整、通話応答といった各種操作は接続先の機器ではなく、手持ちのヘッドホンやイヤホン側から行える。また、一度ペアリングすれば、ドングルを接続するPCを変えてもBTD 600と接続可能で、そのまま使えるとのこと。

ドングル本体にはLEDインジケーターを備え、各種ステータスや使っているコーデックなどを発光色や光り方で示す。操作用のシングルボタンを備え、ボタンを押す長さや回数で各種操作が行える(3秒長押しでペアリング、2回押しで接続解除、1回押しで再接続)。通話中に1回押すと、ミュートまたはミュート解除の操作が可能。Microsoft Teamsの操作にも対応する。重さはドングルが約1.9g、アダプターが約2.8g。