山善は9月14日、水タンクのお手入れがしやすいスチーム式加湿器「KS-GC28」および、スチームファン式加湿器「KSF-GB40」を発表した。9月下旬に、直販サイトや全国のホームセンターなどで販売開始する。価格はオープン。直販価格は、いずれも10,800円前後。

  • KS-GC28(左)とKSF-GB40(右)

ヒーターで水を沸騰させて加湿する、スチーム式・スチームファン式加湿器。スチーム式のKS-GC28は水タンク内の開口部を広く取り、直接手を入れてタンク内を掃除できることが特徴だ。タンクは本体直付けだが、上のふたを外して直接水を注げる。

KS-GC28の水タンク容量は2.8Lで、加湿量は「Lo」で200mL/h、「Mi」で350mL/h、「Hi」で500mL/h。運転時間は最大14時間(「Lo」運転時)、加湿運転時の消費電力は400W(「Hi」運転時)。

本体サイズは幅235×奥行230×高さ310mm、重さは約1.8kg。適用面積は木造和室で8.5畳、プレハブ洋室で14畳。

  • KS-GC28は開口部が広い設計。水を入れやすく、拭きやすい

スチームファン式のKSF-GB40は、上部給水できる穴の空いたふたを採用し、ふたをしたままでも外した状態でも、直接上から給水可能。水タンクは丸ごと取り外せ、食器用中性洗剤を含ませたスポンジなどで洗浄できる。

KSF-GB40の水タンクは大容量の4Lで、加湿量は「Lo」で200mL/h、「Mi」で350mL/h、「Hi」で500mL/h。運転時間は最大20時間(「Lo」運転時)、加湿運転時の消費電力は400W(「Hi」運転時)。本体サイズは幅255×奥行200×高さ320mm、重さは約2.4kg。適用面積は木造和室で8.5畳、プレハブ洋室で14畳。

2製品とも、安全装置として空だき防止機能や温度過昇防止装置を内蔵する。カラーはいずれもホワイト。

  • KSF-GB40は水タンクのふたに水入れ用の穴があり、ふたを閉めた状態でも水を注げる。タンク部分は取り外せ、中性洗剤での洗浄も可能