ドウシシャは6月21日、ネット動画を快適に視聴できるスマートテレビ「ORION(オリオン) Android TV搭載 チューナーレス スマートテレビ」4機種を発表した。テレビ用チューナーはいずれも非搭載。

ラインナップと直販価格は、6月下旬に発売予定の40V型(SAFH401)が40,800円、32V型(SAFH321)が32,800円、24V型(SLHD241)が27,800円。7月下旬に発売予定のフラグシップモデル「50V型4Kモデル」(SAUD501)が54,800円。直販サイトやホームセンターなどで販売する。

  • フラグシップモデル「50V型4Kモデル」

40V型/32V型/24V型モデル

Android TV(Android Ver11)を搭載し、プリインストールされているNetflixやAmazon Prime Video、YouTubeなどのコンテンツが単体で視聴できるスマートテレビ。このほかの対応アプリも、Google Playからダウンロードすることで利用可能だ。

スマートフォンやタブレットから写真や動画、音楽をキャスト再生できるChromecast built-inにも対応。通信は有線LAN、無線LAN(2.4/5GHz対応)およびBluetooth機能を備える。

  • Netflix・mazon Prime Video・YouTubeはプリインストール

サウンド面は、フルレンジスピーカーを全機種2台装備。Dolby Audioに対応し、コンテンツを迫力ある音で楽しめる。また、デジタル音声をオーディオ機器に送るARC機能やデジタル音声出力端子を内蔵し、市販のサウンドバーやスピーカーシステムに出力できる。

  • 全モデルがDolby Audioに対応

入出力インタフェースは、40V型と32V型がHDMI 1.4×3(ARC、HDMI-CEC)、ビデオ入力端子×1、光デジタル音声出力、ヘッドホン出力、USB 2.0端子2系統。24V型がHDMI 1.4×2、ビデオ入力端子(3.5mmミニジャック)×1、光デジタル音声出力、ヘッドホン出力、USB2.0端子1系統。

リモコンは、ボタン数を減らしたシンプルなレイアウトを採用。YouTubeなどプリインストールアプリのダイレクトボタンを装備するほか、マイクボタンを搭載し、Googleアシスタント機能を利用した音声操作やコンテンツ検索に対応する。

  • プリインストールアプリのダイレクトボタンを揃え、少ない操作でコンテンツを楽しめる

50V型4Kモデル

フラッグシップとなる50V型4Kモデルは、50V型の4K/3,840×2,160ドットパネルを搭載。Dolby Vision形式のHDR信号に対応し、4K HDRの高画質ネットコンテンツを再生できる。

機能面では、40V/32V/24V型の機能に加え、映像を滑らかに再生できるフレーム補正機能や、HDMI 2.1の映像入力、入力機器からの情報に連動して低遅延モード・高画質モードを自動的に切り換えるALLM(Auto Low Latency Mode)に対応する。

サウンド面では、Dolby Audioに加え、Dolby Atmosデジタル出力をサポート。HDMIのARC/eARCで接続したサウンドバーやスピーカーシステムと組み合わせ、臨場感ある音を楽しめるという。

入出力インタフェースは、HDMI 2.1×4(ARC/eARC、ALLM、HDMI-CEC)、ビデオ入力端子×1、光デジタル音声出力、ヘッドホン出力、USB 2.0端子2系統。今回発売された製品の主な仕様は以下の通り。