焦点工房は5月18日、銘匠光学のAPS-C対応大口径中望遠レンズ「TTArtisan 50mm f/0.95 C」を発表した。ソニーE、富士フイルムX、キヤノンEF-Mマウント用を用意。希望小売価格は36,300円で、オンラインストアでの価格は31,500円。

  • 銘匠光学のAPS-C対応大口径中望遠レンズ「TTArtisan 50mm f/0.95 C」

焦点距離が50mm(35mm判換算76mm、キヤノンEF-Mは81mm)の大口径中望遠レンズ。開放F値が0.95と明るく、大きく滑らかなボケが被写体を背景から浮き立たせ、自然な立体感を生み出せる。

  • 外装は金属鏡筒を採用する

  • 質感は高い

  • Xマウント版を富士フイルムの「X-Pro3」に装着したところ

レンズ構成は6群8枚で、高屈折低分散レンズ×2枚を使用。室内や夜間などの光量の少ない状況でも、画質を保ちながら表現の幅を広げられる。フルサイズセンサー搭載機で使用すると、周辺減光の強い個性的な表現となる。

  • 作例

  • 作例

外装は重厚感のある金属鏡筒を採用。フォーカスはマニュアルで、マニュアルレンズならではの機材を操作する楽しさを味わえる。デザインはレトロ調のゼブラ柄。最短撮影距離は0.5m。絞り羽根枚数は10枚。本体サイズは直径62mmm×長さ61mm(マウント部除く)、重さは約410g。