Amazonは、プロセッサを高速化し、充電機能も強化した新世代「Fire 7タブレット」(第12世代)の予約販売を開始した。価格は6,980円。出荷開始は6月29日を予定している。

  • Fire 7(第12世代、2022年発売)

また、新Fire 7にキッズコンテンツを1年間使い放題で楽しめるAmazon Kids+と、スタンドにもなるハンドル付きカバー(ブルーまたはパープル)がセットになった「Fire 7 キッズモデル」も同時に発売する。価格は12,980円。

いずれもAmazonのほか、エディオン、ケーズデンキ、コジマ、上新電機、ソフマップ、ビックカメラ、ヤマダ電機など、現在取り扱いのある店舗で6月下旬より順次発売を予定している。

  • Fire 7 キッズモデル

Fire 7タブレットの詳細

  • Fire 7の利用イメージ

7型/1,024×600ドットIPS液晶(171ppi)ディスプレイを備え、タッチ操作に対応。2GHzのクワッドコアプロセッサと2GBのRAMを搭載し、従来のFire 7よりも処理速度が最大30％高速化。快適に読書やアプリコンテンツを楽しめるようにした。

バッテリ持続時間は10時間に伸びており(前世代機は最大7時間)、新たにUSB 2.0 Type-Cポートを搭載して、Type-C経由での充電に対応した(従来はmicroUSB)。

カメラはフロント、リアともに2メガピクセルで、720pのHD動画撮影も可能。カメラの配置が変わり、タブレットを横向きにして使うときにフロントカメラがより自然な位置に来るようにした。さらに周囲のベゼルの幅を狭め、すっきりしたデザインを採用。丈夫さもアピールしており、同社では落下テストにおける耐久性は「Apple iPad mini(2021年モデル)の2倍」と説明している。

内蔵ストレージの容量は16GBのみ。最大1TBまでのmicroSDカード(別売)を利用してストレージ容量を拡張でき、Kindleストアからダウンロードした書籍などを保存できる。なお、新Fire 7は同社Webサイトで新品として販売された最後の日から最低4年後まで、ソフトウェアのセキュリティアップデートを受けられることを保証する。

スピーカーと3.5mmステレオミニの音声出力端子を装備。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n(デュアルバンド)対応。Wi-Fi 6(802.11 ax)には、現時点では対応していない。

カラーはブラックのみ。本体サイズは181×118×9.7mm(縦×横×厚み)、重さは282g。5W電源アダプターやUSB-C(2.0)ケーブルなどが付属する。また、純正カバー(2,980円)も用意。カラーはブラック、ブルー、ラベンダーの3色展開。

  • 純正カバーを使って自立させたところ

なお、新Fire 7 タブレットの発売に合わせて、About Amazonブログでは「意外と知らない、持ち運びには7インチのタブレットが『ちょうどいい』。新しいFire7 タブレットで、外出先でも手軽に楽しめるエンターテインメント」と題した記事を公開。独身の人や親子を例として取り上げ、新Fire 7と過ごす一日を描きながら、7型タブレットの利便性を紹介している。

  • Fire 7 キッズモデルの利用イメージ

  • 子ども向けのペアレンタルコントロール機能も搭載