カシオ計算機は5月14日に、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新作となる「GA-B2100」シリーズを発売する。5色のカラーバリエーションをラインナップし、価格は22,000円~23,100円。
ベースモデルは八角形ベゼルの「GA-2100」シリーズ(2019年発売)で、登場以来さまざまなバリエーションがリリースされているヒット作のひとつ。見た目こそだいぶ違うが、初代G-SHOCK「DW-5000C」を現代風にアレンジしたという流れをくむ。
新作のGA-B2100は、G-SHOCK初のカラーモデル「DW-5600C-9BV」(1987年・海外発売)、「DW-5600B-3V」(1991年・海外発売)、「DW-5600B-2V」(1991年・海外発売)のカラーを再現したイエロー、グリーン、ブルーの3色と、5600シリーズの初代「DW-5600C-1V」(1987年・海外発売)の配色をあしらったブラックとオールブラックの2モデルをラインナップ。
機能的にも大きく進化し、GA-2100シリーズとして初めて、Bluetoothによるスマートフォン連携機能と、ソーラー充電機能「タフソーラー」を搭載した。高機能化すると時計本体も大きくなりがちだが、GA-2100シリーズの特徴でもある小型フェイスを維持するため、各種パーツの配置を最適化したモジュールを採用している。
ケース素材には高い強度のカーボンファイバー強化樹脂を用い、カーボンモノコックケースなどで構成される耐衝撃構造「カーボンモノコック構造」を組み合わせた。文字板は2枚の構造に分かれており、液晶部分とインダイアルの立体感を演出。インダイアルのリングはメタル調の仕上げとなっており、上質感がある。
スマートフォン連携は、専用アプリ「CASIO WATCHES」を使う。時計側を正しい時刻に自動修正、世界の約300都市を地図上から選んで簡単に設定できるワールドタイム、時刻と場所をアプリ上の地図に記録するタイム&プレイス、リマインダー、スマートフォン探索といった機能を提供する。