パナソニックは3月1日に、家庭でも煙を気にせず手軽に燻製が作れるロースター「スモーク&ロースター けむらん亭 NF-RT1100」を発売する。価格はオープン、推定市場価格は44,000円前後。2015年に発売された「けむらん亭 NF-RT1000」の後継機種だ。本体カラーはブラック。
けむらん亭は、におい・煙をカットする14層の触媒フィルターと、強制排気ファンを搭載するロースター。庫内にセラミック備長炭コートを施し、上部には遠赤ブラックヒーター、下部にはシーズヒーターを配置。これにより、香り豊かな燻製や、パリッとジューシーなグリルを、煙を気にすることなく室内で作れるとしている。
オートメニューは6種類。「生・姿焼き」「切身」「干物」「つけ焼き」「とり肉」「焼きいも」となり、メニューに応じて弱・中・強の3段階から焼き加減を調整可能だ。
新機種のNF-RT1100では、くんせいメニューでも「弱め」と「強め」の2段階から選べるようになった。弱めの温度設定を設けたことで、従来は難しかった「塩」「粒こしょう」「みそ」「ごま」という調味料の燻製に対応。燻製した調味料を料理に加えることで、燻製にするのが難しい料理にも、いぶした風味を与えられる。
調理イメージとしては、「ポテトサラダに燻製粒こしょう」「ほうれん草の燻製ごまあえ」「ステーキに燻製した塩と粒こしょう」「燻製みそとごまを使った野菜ディップ」などを挙げている。
また、従来機種は220~280℃で6段階の温度設定だったが、新機種では220・240・260・280℃の4段階となった。本体サイズはW450×D355×H185mm、庫内サイズはW328×D223×H52mm、重さは5.7kg。タイマーは1~30分。お手入れモードや除煙機能などを備える。