著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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10月末の3日間で、最大+129%の上昇率

BAT/JPY 週足 Bidチャート(DMM Bitcoinの取引ツールより作成)

7月下旬以降、暗号資産マーケットは好調な展開が継続している。

個別銘柄に注目すると、BTC、ETH、OMGは年初来高値を更新する一方で、BATなどの年初来高値を更新していない銘柄も見られる。

しかしながら、BATは10/28からの3日間で+129%の上昇を記録するなど、出遅れ銘柄に資金が流入している兆しもみられる。

本稿ではBATについて足元の状況を整理する。

上図は3月以降のBAT/JPYの週足チャートである。

4月以降、軟調な展開が継続していたBAT/JPYは、7月を起点に緩やかに安値を切り上げ、10月最終週に大きな陽線となった。その後は一旦調整となるも100円の節目を下回ることなく底堅い展開が足元で継続している(黄矢印)。

今週に入ってからはマーケット全体が好地合いとなる中、BAT/JPYは再び107円付近の始値から一時130円台に乗せるまで上昇し、当社取扱銘柄における上昇率ランキングで堂々の一位となった。

現在のところ、BAT/JPYの上昇について、明確な材料は強弱問わず挙がっていないが、「出遅れ銘柄」としての注目が推察される。

前回取り上げた、10/12の当社レポート「10月第3週のRSIランキング、BTC(ビットコイン)が80超。 出遅れ銘柄として注目すべきは?」のレポートからの変化と、今後のBAT/JPYの展開を探っていく。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。