ビットコイン(BTC)は11月9日、68,000ドル近辺に食らいついている。
7万ドルに存在るする長城
Cointelegraph Markets ProとTradingViewのデータによれば、BTCは2日連続で強力な上昇力を見せた。
BTCは日曜には62,000ドル近くにあったが、2日間で11.4%上昇し、ビットスタンプでは68,564ドルの史上最高値を付けた。
「BTCは保ち合い後、これまでで最高の週次終値を付けた。離陸したことは明らかだ」と、人気トレーダーのPentoshiは週初めに予測していた。
仮想通貨アナリストFlibflibは、ビットフィネックスにおいて大量の売りの壁が存在することから、70,000ドルが「フィネックスのグレイトウォール」だと指摘している。
ここを突破することができれば、さらなる上昇となるだろう。ほんの数日前には達成することは不可能であると思われていた、11月末に98,000ドルという予測が、再び議論の俎上に上ってきた。
The #bitcoin price has consecutively set:
– All-time high monthly close ✅
– All-time high weekly close ✅
– All-time high daily close ✅Skies are clear for a new round of price discovery pic.twitter.com/5lqywzbnwi
— Dilution-proof (@dilutionproof) November 9, 2021
2021年は、2013年や2017年の強気市場と同じような動きをみせているが、以前に半減期の時の勢いと比較すると控えめなままだ。
ビットコインに対する機関投資家の需要は、BTCが過去最高値を更新したとしても、衰える兆しはまだ見せていない。
スカイブリッジ・キャピタルのアンソニー・スカラムチCEOは「ビットコインは7万ドルになるだろう」と述べ、投資家の需要がまだ旺盛だと指摘する。
「大きな機関投資家需要がついに到来した。2022年になる前に注文しようとしている」
インフレ環境の中で、ヘッジ手段としてのビットコインに対する注目も高まっているとみられる。BTCの最高値更新で、時価総額は金の10.7%にまでなっている。
現在の上昇の持続可能性はどうだろうか。取引所全体では資金調達率は高くなっているが、記事執筆時点では持続不可能というわけではないようだ。バイナンスでの資金調達率は足元であり月曜よりも低くなっている。