SBIホールディングス傘下の仮想通貨取引所SBI VCトレードとTaoTaoが、12月1日に合併する。

9月1日の発表によると、同日の両社の取締役会で合併を決議した。両社の取引サービスは合併後も継続する予定であるとしている。

今回の合併の目的は経営資源を集中させ、仮想通貨取引サービスを効果的に展開するためだという。

「成長著しい暗号資産分野におけるグループ内経営資源を集中させることで、当該事業をより効率的に運営できる管理体制や、財務基盤の強化を図るとともに、暗号資産現物・OTCデリバティブを併せ持ったフルラインナップサービスを効果的に提供可能な体制の構築を進めるべく、合併を行うことを決定いたしました」

TaoTaoはもともとZホールディング(旧ヤフー)傘下の仮想通貨企業だったが、2020年10月にSBIが全株式を取得し、子会社化していた。

そのためSBI傘下ではSBI VCトレードとTaoTaoの2社の取引所が併存する形となっていた。