ビットコインは先週、3000ドル近く下落し、レンジ相場の中でも徐々に下降している。
トレーダーは最後のボラティリティに期待
コインテレグラフ・マーケッツ・プロとトレーディングビューのデータによると、ビットコイン価格は、18日に31500ドル付近で取引され、週足で2800ドル下落した。
ビットコインは先週、金曜日に32000ドルを回復後に一時的に上昇したが、その後はレンジ内の値動きとなった。
31000ドルのサポートを維持し、現在30000ドルを割ろうという動きも見えないにも関わらず、ビットコインは2020年12月以来の週足での安値を記録した。
#bitcoin still ranging sideways…. Surprise surprise
— Lark Davis (@TheCryptoLark) July 18, 2021
一部トレーダーやアナリストは、ビットコインが2ヶ月ほどレンジ内の値動きとなっていることに不満を示しつつ、今後の変動に警戒している。
著名アナリストのマイケル・ファン・デ・ポッペ氏は、「ビットコインの週足の最後の2、3時間にランダムな動きがあっても不思議ではない」とツイートした。
18日はグレイスケール・ビットコイン投資信託(GBTC)の売却解禁期間で、最も多くの解除があった日だ。暴落につながるのではないかと予想されていたが、現時点では価格に大きな影響は見られていない。
アルトコインも損失確定
アルトコインも同様に、18日には時価総額上位50位以上の仮想通貨の多くが下落。イーサは1900ドルで推移している。
仮想通貨市場全体の時価総額は1兆2940億ドルで、ビットコインのドミナンスは45.9%と、16日からわずかに下落している。