イーサリアムのスケーリングソリューションを開発するポリゴンは、ブロックチェーンゲームとノンファンジブル・トークン(NFT)の開発を進めるために新たな子会社「ポリゴンスタジオ」を設立した。
ポリゴンスタジオは、分散型ゲームのリーダーとしての地位確立や、NFTエコシステムに開発者や投資家を惹きつけるブランドを構築すること、ポリゴンをWeb3.0への移行に最適な場として位置づけることという3つの目的を掲げている。
「ポリゴン・ゲーミングスタジオ」と呼ばれる取り組みを通じて、ポリゴンは開発者が分散型ゲームを作成し、販売できるよう支援することを目指している。また、「ポリゴンNFTスタジオ」という別の取り組みでは、ブランドや知的財産権の所有者が、デジタル・コレクターズアイテムやマーケットプレイスを立ち上げることを支援することを目指している。
「ポリゴンスタジオの立ち上げにより、ゲームは全方位のサポートを受けられるようになり、大手ブランドやファンの多いフランチャイズがポリゴンで立ち上げられるようになり、ゲーマーはゲームをしながら収益の機会を得られるようになる。分散型ゲームの全く新しい世界を楽しめるようになるだろう」
ポリゴンは、ブロックチェーン業界の中でも開発者フレンドリーなプラットフォームとして急速に注目を集めている。5月には7日間で75,000人の新規ユーザーを追加し、分散型アプリケーションのパートナーシップを拡大。億万長者の投資家であるマーク・キューバン氏が、その技術力とユーザー数の増加を理由に支援している。