仮想通貨資産管理を手がけるヴァルキリー・インベストメントはこのほど、シリーズAラウンドで1000万ドルを調達した。同社は2021年1月に米証券取引委員会にビットコインETFを申請している。

今回の資金調達ラウンドには、ライトコイン創設者のチャーリー・リー氏やXBTO、BTC メディア、UTXOマネージメント、コンソリデーテッド・トレーディング、10Xキャピタルが参加。さらに元メジャーリーガーのクリストファー・ジョン・ウィルソン氏やトロン創業者のジャスティン・サン氏も加わった。

世界銀行出身で、ヴァルキリー・インベストメントのCEOを務めるリア・ワルド氏は、「あらゆる投資家に最高クラスの商品を提供する」ことで仮想通貨へのアクセスを広めると述べた。

ヴァルキリーは現在、ビットコインとポルカドット、アルゴランドへのエクスポージャーを提供する3つのファンドを提供している。

今回のヴァルキリーへの出資が示すように、仮想通貨市場が弱気相場となる中でも、ベンチャーキャピタルは仮想通貨への投資を続けている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン