ビットコインマイニング企業のグリーニッジ・ジェネレーションは2日、早ければ年内にも米サウスカロライナ州で事業を開始すると発表した。
発表によると、同州スパルタンバーグ市にあるマイニング施設を稼働させるという。同施設はカーボンニュートラルになる予定だ。マイニング施設はサウスカロライナ州郊外にある印刷会社の敷地を10年間リースし、2021年後半、もしくは2022年前半にマイニングを開始する。
同社はすでにニューヨーク州で発電所を保有しており、2022年までに85メガワットに拡大する。グリーニッジ社はカーボンニュートラルなマイニング施設を稼働させるとしているが、環境保護団体セネカ・レイク・ガーディアンは、マイニングに使われる石炭をフラッキング(水圧破砕法)によって天然ガスに変えているだけだと批判している。