ドージコイン(DOGE)の開発者は、同ネットワークが直ちにプルーフ・オブ・ステーク(PoS)に移行するという噂を否定し、このトピックに関する提案の発表を予定しているに過ぎないとしている。否定したのはドージコイン・ファンデーションのプリンシパルエンジニアであるミチ・ルミン氏のTwitterアカウントで、12月29日に発表された。

ルミン氏は、ドージコイン・ファンデーションにはバリデーターの同意なしにネットワークをアップグレードする権限はないと述べ、特定の個人や団体がPoSへの変更を独自に決定することはないと説明している。

この否定は、Rabid MiningのYouTubeチャンネルが12月28日に「ドージコインがPoSに移行したらどうなるか?」と題する動画を公開したがきっかけだ。この動画がTwitterやRedditで「ドージコインのPOSへのマージはスクリプトマイナーの利益の60%が失わせる」というコメントとともに共有された。

動画では、ドージコインチームが 「力付く」でネットワークを変えられるとは言っていない。しかし、「ドージコインファンデーションは実際にヴィタリックをアドバイザーとして役員に迎えているようで、プルーフ・オブ・ステークに移行するつもりだと明言している」と言及している。動画では、ドージコインがPoSを採用したら「すべてのスクリプトマイナーが死ぬ」ため、マイナーはスクリプトマイナーに投資しないよう警告している。

Rabid Miningは、10月のニュース報道を引用して提案が進行中であることに触れ、ドージコインファンデーションの公式サイトでも提案について触れられていたことから、DOGEはPoSに移行するだけでなく「かなり早く」移行すると主張した。