コンテンツまとめ、ランキング、ディスカッション用のウェブサイト「レディット(Reddit)」が、ブロックチェーンに支えられた新たなアバターシステムを発表した。正式な日付は明らかにされていないが、同社は今後数週間のうちにアバターを一般公開するとしている。現在のところは、r/CollectibleAvatarsコミュニティの参加者の一部に対し、ファーストルックの早期アクセスが提供されている。

「コレクティブル・アバター」は、レディットのユーザーでもある独立系アーティストが制作した一連の限定版アートワークである。この新たなアバターは、現地通貨を使って購入することができる。しかし、発表では、アートワークがポリゴン(Polygon)ブロックチェーン上で保管されることが明示されている。また、コレクティブル・アバターの管理には、レディットのブロックチェーンを利用するウォレット「ヴォルト(Vault)」が使用される。ヴォルトは、イーサリアム互換チェーン上で機能するウォレットである。

レディットのウェブサイトに掲載された発表文によれば、この最新の動きは、同ウェブサイトを利用しているアーティストに力を与えることを目的としている。

「我々の目標は当初から、アーティストが自分の作品を創作し、販売できるようにすることだった。アーティストは、レディットでコレクティブル・アバターが売れるたびに、手数料を差し引いた代金を受け取ることができる。また、オープンなマーケットプレイスでのコレクティブル・アバターの二次販売から、ロイヤリティを受け取る権利も得られる」

この新たなコレクションは、レディットのユーザーが同ウェブサイトにおいて、普段から自分のアバターを作り上げている場所で利用できるようになる。コレクティブル・アバターを購入するとすぐに、レディットでそのアバターを使用できる。コレクティブル・アバターの所有者は独自の特典を受けることができ、将来アバターが二次販売された際には、制作者に代金の一定割合が支払われる。

「コレクティブル・アバターは現在、イーサリアム互換の汎用ブロックチェーンであるポリゴンに保管されている。取引コストが安いことと、持続可能性へのコミットメントから、ポリゴンを選択した」という。

レディットによれば、アバターは正式な非代替性トークン(NFT)ではなく、今のところ仮想通貨はアバターの売買プロセスの一部ではないという。しかし同社は、「ブロックチェーンに支えられたコレクティブル・アバターは、レディットにおけるこのコンセプトの潜在的利益をテストするために、我々が取り組んでいる初期段階の1つである」ことを示している。

また、レディットは、このコンセプトの関連機能に関する将来的なビジョンにも言及した。

「ブロックチェーンは、レディットのコミュニティに今後、より多くの力と独立性をもたらすための方法の1つであると考えている。レディットはこれまで常に、オンラインにおける分散化とはどのようなものなのかということについて、手本となってきた。我々のコミュニティは自律的に構築され、運営されている。コミュニティの力を強化するという使命の一環として、我々はさらなる自立や自治の助けとなるツールを模索している」