BTC / USDT

ビットコインは4月7日に重要なサポートである42,594ドルにまで急落したが、ポジティブなサインは強気派がこのレベルを維持したことだ。直近のローソク足の長いヒゲは、強気派がこのレベルを防衛し続けていることがわかる。

BTC/USDT日足チャート。出典:TradingView

移動平均線は横ばいで、相対力指数(RSI)は中点に近く、強気派と弱気派の力が拮抗している可能性を示している。

強気派は、20日間指数平滑移動平均線(44,314ドル)と45,400ドルの重要な直上のレジスタンスを超えてBTC価格を押し上げようとするだろう。強気派がこれに成功すれば、BTCは200日間単純移動平均線(48,220ドル)に挑戦しようとするだろう。

逆に、BTC価格が20日間EMAまたは45,400ドルから反落した場合、弱気派が価格が上昇するたびに売却していることを示すものだ。その後、弱気派はBTCを50日間SMA(41,789ドル)以下に引き下げようとするだろう。そうなった場合、上昇チャネルのサポートラインまで下落する恐れがある。

ETH / USDT

イーサリアム(ETH)は4月6日に20日間EMA(3,224ドル)を下回ったが、弱気派はこの安値を維持することはできなかった。強気派は押し目買いを行い、BTC価格を20日間EMA以上に押し戻した。これは、安値では一定の強い需要があることを示すものだ。

ETH/USDT日足チャート。出典:TradingView

強気派が20日間EMA以上を維持できた場合、ETHは再び200日間SMA(3,478ドル)に向けて上昇するだろう。このレジスタンスを突破することができれば、新しい上昇トレンドの開始につながるだろう。その後、ETHは4,150ドルにまで上昇する可能性がある。

逆に、強気派が200日間SMA以上にETH価格を押し上げることができなかった場合、弱気派がより高値では活発に抵抗していることを示すものだ。その後、ETHは200日間SMAと20日間EMAの間で数日間レンジ内での値動きとなる可能性がある。

ETHが3,100ドルを下抜けてしまえば、50日間SMA(2,915ドル)にまで下落する可能性がある。

XRP / USDT

リップル(XRP)は、4月6日に50日間SMA(0.78ドル)を下回り、弱気派が復活していることを示している。強気派はXRP価格を50日間SMA以上に押し戻そうとしたが、弱気派は抵抗している。

XRP/USDT日足チャート。出典:TradingView

20日間EMA(0.81ドル)は下落し始めており、RSIはネガティブな領域にある。これは弱気派が優勢であることを示すものだ。XRP価格が50日間SMAを下回ったままの場合、弱気派はXRPを0.75ドル以下に引き下げ、下落幅を拡大させようとするだろう。そうなった場合、次のサポートである0.70ドルまで下落するだろう。

逆に、XRP価格が現在のレベルから上昇した場合、強気派はXRPを200日間SMA(0.88ドル)にまで押し上げようとするだろう。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
 

 

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています

 

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