BTC / USDT

ビットコインは3月16日に50日間単純移動平均線(SMA)である40,311ドルを超えて取引を終えたが、強気派はこれを活かすのに苦労している。これは、より高値になると需要が枯渇することを示唆している。

BTC/USDT日足チャート。出典:TradingView

弱気派はこの機会を利用して、BTC価格を20日間指数平滑移動平均線(EMA)である39,973ドル以下に引き下げようとしている。弱気派がこれに成功した場合、BTCは再び強力なサポートである37,000ドルにまで下落するだろう。

逆に、BTC価格が移動平均線から反発した場合、それはセンチメントがポジティブとなっており、トレーダーが下落時に買いを入れていることを示すものだ。その後、強気派はBTC価格を42,600ドル以上に押し上げ、45,400ドルにまで引き上げようとするだろう。

ETH / USDT

イーサリアム(ETH)は、3月16日に50日間SMA(2,780ドル)以上に引き上げた。これは、強気派の力強いカムバックを示すものだ。その後、ETHは一時50日間SMAにまで落ち込んだが、強気派は回復を拡大しようとした。

ETH/USDT日足チャート。出典:TradingView

相対力指数(RSI)がプラスの領域に飛び込み、20日間EMA(2,700ドル)が上昇し始めている。これは、強気派の方が主導権を握っていることを示すものだ。ETH価格が50日間SMAを上回った場合、ETHは対称トライアングルのレジスタンスラインにまで上昇するだろう。弱気派はこのレベルで強力な抵抗をすると予想される。

ETH価格が現在のレベルから反落し、移動平均線を下回った場合、このポジティブな見方は無効になるだろう。その後、ETHはトライアングルのサポートラインにまで下落してしまう可能性がある。

XRP / USDT

リップル(XRP)は3月15日に50日間SMA(0.74ドル)で反発したが、強気派は下降トレンドラインに挑戦することはできなかった。これは、弱気派が上昇ラリーで売っていることを示唆するものだ。

XRP/USDT日足チャート。出典:TradingView

弱気派は移動平均線以下にXRP価格を引き下げようとするだろう。これが成功した場合、XRPは0.68ドルの強力なサポートにまで下落してしまうだろう。このサポートも防衛できない場合、下落は0.62ドルにまで及んでしまうだろう。

逆に、XRP価格が移動平均線から反発した場合、強気派が下落時に購入していることを示唆するものだ。そうなれば、下降トレンドライン以上に上昇する可能性がある。その後、XRPは0.91ドルまで上昇するだろう。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
 

 

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています

 

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