ロシアのプーチン大統領がウクライナに対する軍事作戦決行をテレビ演説で発表した後、世界の株式市場と仮想通貨市場は急落した。

ウクライナが朝を迎える中、ロシア軍は首都キエフやハリコフといった大都市に対するミサイル攻撃を行った。

ビットコイン(BTC)は足元で前日比7.2%下落し、3万5000ドル付近で推移している。イーサリアム(ETH)は9.4%の下落、リップル(XRP)は9.2%の下落となっている。仮想通貨全体の時価総額は8.25%減の1.58兆ドルとなった。​​​​​​

S&P500(GPSC)とダウジョーンズ工業株30種平均(DJI)は過去1時間で2%近く下落し、世界の金融市場におけるボラティリティは急上昇している。

イーサリアム共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏は過去にロシアのコロムナで6年間過ごしたことがあるが、ロシア語で今回のウクライナ侵攻についてツイートし、プーチン大統領の決定を批判している。

「ウクライナとの紛争の平和的解決の可能性を放棄し、戦争を行うというプーチンの決定に非常に腹を立てている。これはウクライナとロシアの人々に対する犯罪だ。安全が得らない状況であることはわかっているが、すべての人の安全を願う。ウクライナに栄光を」

その後、ヴィタリック氏は英語で次のように追加のツイートをしている。「リマインダー:イーサリアムは中立だが、私はそうではない」。