これまでゲームを通じてお金を稼ぐには、ゲーム動画をオンラインでアップロードしたり、ゲームコンテンツをストリーミングしたり、eスポーツを通じてプレイを競うことで行われていた。しかし、2021年には多くの人がブロックチェーンを通じて、プレイすることでお金を稼ぐことができる。
このいわゆる「Play-to-Earn(P2E)」モデルがさらに発展し、ゲーム業界の中で主流になっていくかもしれない。ゲーム系調査企業Newzooが発行した新しいレポートによれば、ゲーム企業がブロックチェーンを採用していくことで、2022年にP2Eモデルが「より実行可能なビジネスモデル」になると予想している。
「パブリッシャーはブロックチェーン技術を駆使し、一元化されたゲーム環境内でより安全で合法的にプレイヤー間の取引を促すようになるだろう」
さらに収益源を多様化させるため、eスポーツ団体が非代替性トークン(NFT)を活用してブロックチェーンベースの収益メカニズムに目を向ける可能性もあると指摘している。Newzooによると、ブロックチェーン技術を含む新しいeスポーツビジネスモデルが出現し始めており、2022年にはさらにこれが発展すると予測している。
これらのトレンドとは別に、若いプレイヤーがRobloxやFortnite、マインクラフトといった既存の「プロトメタバース」ゲームを頻繁にプレイしているため、メタバース関連のゲームも普及していくだろうと予想している。
Games are playing a key role in shaping the #metaverse. But who are the #metaverse players?
We zoomed in on people who play proto-metaverse games like #Roblox, #Fortnite, and #Minecraft to find out. ️♂️
Explore the insights here: https://t.co/590e2Q0dqS pic.twitter.com/u5FltKyHQV
— Newzoo (@NewzooHQ) February 23, 2022
Newzooはまた、「仮想不動産のゴールドラッシュはまだ始まったばかりだ」と述べている。企業がメタバースゲーム内での可能性に着目していけば、より多くの投資が仮想不動産に流れ込むだろうとみている。