著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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MAがパーフェクトオーダーで弱気の相場

Tradingviewより作成

上図は、LTC/JPYの日足チャート(2021/6~執筆時点)に100SMA(単純移動平均線)、25SMA、5SMAと主要なレジスタンスサポートラインを線画したものだ。

LTC/JPYの値動きを振り返ってみると、昨年5月に44,000円の高値を形成したのち、暗号資産市場全体の暴落に引っ張られる形で74%調整された11,500円の安値を付けた。

その後、価格は再度上昇をはじめ、昨年11月には34,000円まで価格が回復する場面もあったものの、足元では12,000円近辺まで押される展開となっている。

足元の価格推移としては、下降トレンドを形成しているが、やはり今回も11,500円ラインで下げ止められたような印象を受ける。

このことから11,500円のラインが、強固なサポートラインであるととらえることができるかもしれない。

次に、移動平均、MAに注目してみよう。

図には100SMA、25SMA、5SMAの3つを表示させている。それぞれ長期のトレーダー、中期のトレーダー、短期のトレーダーの取り引き動向を確認することができる。

図を見ると、すべてのMAが下向きかつ、順番も上から100SMA、25SMA、5SMAと下落のパーフェクトオーダーを示している。

パーフェクトオーダーは100SMA、25SMA、5SMAの順番のように長期から短期にかけてのSMAが順番通りに並ぶことであるが、依然として相場が弱気であり、すべての時間軸のトレーダーが下目線であることを示している。

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