DFGキャピタルは、イーサリアムやコスモス、ポルカドットなどの主要ブロックチェーンをつなげる分散型金融(DeFi)インフラを構築しているスタートアップ企業Interlayの650万ドルの資金調達を主導した。

発表によると、Interlayは、調達した新しい資金でその運用を拡大させ、より多くの開発者をオープンソースプラットフォームに参加させるという。DFGキャピタルのジェームズ・ウォCEOは、Interlayのソリューションは「ビットコインのクロスチェーンの可能性を拡大する」と述べている。

Interlayは、ビットコイン(BTC)などの仮想通貨をポルカドットやイーサリアムなどのDeFiプラットフォームと統合しようとするものだ。同社が手掛けるInterBTCは、ビットコインを裏付けとする資産だ。これはアルゴリズムに基づくステーブルコインのように、ビットコインと引き換えることができる暗号資産となる。

Web3ファンデーションは、DeFiエコシステムにおいてビットコインの流動性を利用することを狙いとして、2019年に初期の開発資金をInterlayに提供している。

Interlayは今後8カ月で従業員を倍増させる予定だ。現在は15人のフルタイムの従業員と、100人以上のコミュニティアンバサダーがいる。