大手仮想通貨取引所バイナンスは、ドバイ世界貿易センター局(DWTCA)によって設立された新しい仮想通貨ハブに参加した最初の取引所となった。

DWTCAは今週初めに仮想通貨ハブの設立を発表した。バイナンスはその翌日にDWTCAとの覚書に署名したと明らかにした

バイナンスはDWTCAのイニシアチブへの参加の一環として、デジタルイノベーションによる長期的な経済成長を可能にする新しいデジタル資産エコシステムを確立するというドバイの取り組みに協力していく。

「バイナンスは、ドバイの新しいアジェンダは世界経済の成長に貢献すると信じている。仮想通貨取引所やブロックチェーン・分散型台帳技術サービスを提供する企業、幅広いデジタル通貨・資産が、ドバイでライセンスを取得することを支援することが目標だ」

バイナンスのジャオ・チャンポンCEOは最近、ドバイにおける仮想通貨規制の整備に関心を寄せていた。同氏は、仮想通貨コミュニティの中で月曜のDWTCAの発表に即座に反応した人物の1人だ。また最近、同氏がドバイで自宅を購入したとも報道されている。