著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

21日のビットコイン(BTC)対円相場は244,066円(4.58%)高の5,577,425円と2日続伸。終値はボリンジャーバンドのセンターライン(558万円)近辺まで戻し、対ドルでは200日移動平均線を回復した。

手掛かり難のなか200日移動平均線(528万円)周辺で低迷していたBTC相場だったが、昨日の東京時間でアジア株式市場の反発とハッシュレート(HR)の180 Ehash/s台乗せを追い風に一段高を演じ、550万円台に乗せた。ハッシュレートは欧州序盤に200 Ehash/s乗せを試すも反落し、相場もこのタイミングで49,000ドル(≒559万円)乗せに失敗。その後も米株が反発しリスク選好度が上向くなか、BTCは49,000ドル上抜けを試すも伸び悩んでいる。

第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成

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