9月26日からの4日間開催されていた「東京ゲームショウ2024」において、法人向けPCとしての展開が主な柱であるdynabookの姿をIntelブースの中で発見しました。Intel Core Ultraシリーズ1を搭載して強力なグラフィック性能を実現しているため、ディスクリートグラフィックスを組み合わせていなくても軽量級ゲームの快適なプレイが楽しめるようです。

  • ブースの様子。法人向けPCにしては異彩を放つコラボ

コラボレーションはスマートフォン向けゲーム『ヘブンバーンズレッド』と行われる模様。スマートフォン向けゲームながら高品質な3Dグラフィックスによるターン制バトルを楽しめる点が特徴で、快適なプレイにはそれなりに強力なGPU性能が要求されます。周回やシナリオ体験などで長時間プレイになりがちなゲームですが、『ヘブンバーンズレッド』なら心配無用。Steamでも配信されているため、PCの大画面・高性能を生かしつつバッテリー残量を気にせずプレイすることもできます。

コラボレーションモデルでは天板に張り付ける専用スキンシールが同梱されるほか、ステッカーやマイクロファイバークロス、コラボ壁紙が付属します。営業先でdynabook RZを取り出し、ド派手なモノトーングラフィックで先方の担当者を仰天させることも可能。目を惹くデザインのフルグラフィックマウスパッドでスムーズなマウス操作を行ってみせたり、ディスプレイのホコリをシックなマイクロファイバークロスで払うこともできます。

  • 天板に専用スキンシールを貼りつけた様子。当然ですがサイズがぴったりで素晴らしいです

仕様面ではIntel Core Ultra 7 155H / LPDDR5X-6400 32GB / 1TB SSDを搭載している14.0型ノートPCで、Intel Evo Platformにももちろん準拠している本格ビジネスPCです。キーボードには輝くLEDバックライトが組み込まれており、プロジェクターの使用中で暗い会議室でも確かなタイピングを行えます。ちなみに限定の135台はdynabookの35周年にあやかっており、35台では少ないし350台では多すぎるという決定によるものだそうです。

  • 『ヘブンバーンズレッド』が動作していた実機。細かいことですが、若干変則的なアスペクト比16:10のディスプレイでも綺麗にフルスクリーン表示されていて好感触でした