パナソニック コネクトは3月26日、モバイルノートPC「Let’s note」(レッツノート)新モデル「FV5」を発表した。直販「パナソニック ストア プラス」でのみ取り扱い、同日予約受け付けを開始する。発売日は4月13日。カラーはシルバー、ブラックの2色。
14型ノートPC「FV」の新モデルで、構成をカスタムできる「カスタマイズレッツノート」(パナソニック ストア プラス)での販売。CPUにIntel Core Ultra 7 165H(vPro対応版)プロセッサを採用し、従来の「レッツノートFV4」からナンバリングをFV5へ更新した。Core Ultraシリーズ(vPro対応版含む)をレッツノートに搭載するのは、今回のFV5が初。
Core Ultraプロセッサは開発コード名Meteor Lakeで知られる、IntelのノートPC向け最新CPUシリーズで、Ultra 7 165Hは性能を重視する「H」モデルの上位製品。性能重視の「Pコア」と電力効率重視の「Eコア」に加え、さらに省電力の「LP Eコア」が追加されているほか、独立したAIプロセッサ(NPU)として「Intel AI Boost」を搭載していることが特徴となる。
ディスプレイはアスペクト比3:2の14インチ(2,160×1,440ドット)画面。Core Ultraプロセッサの採用により、バッテリー駆動時間が従来モデル(FV4)と比べ、動画再生時で2時間、アイドル時で1.6時間伸びた。CPU性能を最大化するパナソニックの独自技術「Maxperformer」にも対応する。
機能面では新たに、オンライン会議時に内蔵カメラのフレームレートを抑えることでPC負荷を低減し、バッテリー駆動時間を伸ばす機能を搭載。ユーティリティ「PC快適ナビ」で同機能の設定をオンにすると、オンライン会議時の駆動時間を最大30%伸ばすことができる。
また、Intel AI Boostを活用することで、背景ぼかしや自動フレーミングなどの各種エフェクトを適用できるWindows Studio エフェクトも利用できるようになった。このほかWeb会議の音声をクリアに届ける「COMFORTALK」も引き続き搭載する。
外観はFV4を引き継ぐが、大型ホイールパッドのふち部分(パッドリング)の光沢をなくし、より作業に集中しやすいデザインに変更。インタフェースもFV4とほぼ同等だが、新たにHDMI出力ポートが4K120Hz・144Hz対応となっている。ほか、76cm落下試験や100kgf加圧への耐性といった“タフ性能”は従来通り備えている。
FV5の発売を記念し、「パナソニック ストア プラス」では先着200台限定で、本革の本体ケース(テールグリーン)をプレゼントする。期間は2024年3月26日13時からで、なくなり次第終了。
また、FV5に関するクイズに全問正解すると、本体価格が3,000円オフとなるクイズキャンペーンも実施する。期間は2024年3月26日13時から4月16日まで。
品番 | CF-FV5URCCP | CF-FV5USCCP | |
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本体カラー | シルバー | ブラック | |
OS | Windows 11 Pro 64bit | ||
CPU | Intel Core Ultra 7 165H(vPro対応版) | ||
メモリ | 32GB | ||
ストレージ(SSD) | 512GB/1TB/2TB | ||
ストレージ(2nd SSD) | 1TB/2TB | ||
ディスプレイ | 14.0型ワイド(2,160×1,440ドット) | ||
光学ドライブ | ― | ||
通信機能 | 1000BASE-T準拠の有線LAN、Wi-Fi 6E(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)準拠の無線LAN、Bluetooth、LTE 4G選択可 | ||
カメラ | Webカメラ(顔認証対応) | ||
指紋認証 | タッチ式 | ||
バッテリ駆動時間 | 約20時間(JEITA 2.0) 約9時間(動画再生)/約18.1時間(アイドル)(JEITA 3.0) Lバッテリー付属 |
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本体サイズ | W308.6×D235.3×H18.2mm | ||
重さ | 約1.134kg(Lバッテリー装着時) | ||
想定価格 | 374,000円前後から |