Samsungが日本時間1月18日に発表した最新スマートフォン「Galaxy S24」シリーズにおいて、同社最新SoC「Exynos 2400」がお披露目された。このSoCにおいて、初めてAMD Radeon RX 7000シリーズと同じRDNA 3アーキテクチャのGPUがスマートフォン向けに投入されている。

  • AMD RDNA 3アーキテクチャがスマートフォン向けに投入 – Galaxy S24採用の「Exynos 2400」で

SamsungはこれまでもAMDと協業を続けてきており、前SoCのExynos 2200でもRDNA 2アーキテクチャベースのGPUを搭載。2023年4月にはこのコラボレーション継続に向けて合意が行われており、2024年発表モデルでAMD Radeonベースのグラフィックス搭載に向けて開発が行われてきた。

今回これらの流れを受けて、Galaxy S24に搭載されるSoC「Exynos 2400」のGPU「Xclipse 940」に、AMD RDNA 3アーキテクチャが採用されたという流れ。製造プロセスはSamsung 4LPP+へと微細化し、QHD+パネルを144Hzで駆動するのに十分な性能を実現。ハードウェアベースのレイトレーシング機能も備えている。

なお、Galaxy S24にはSnapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy搭載モデルも展開される。