エプソン販売は10月5日、インクジェット複合機「エコタンク搭載モデル」「カラリオ」の新製品を発表した。大容量インクタンクを搭載して低コストでプリントできるエコタンク搭載モデルは、本体価格と印刷コストを引き下げた家庭向け複合機「EP-M476T」を投入。手ごろな本体価格でエコタンク搭載モデルの普及を狙う。

  • 本体価格と印刷コストを引き下げた家庭向け複合機「EP-M476T」

新製品のラインナップや予想実売価格は以下の通り。発売は10月19日以降順次。

機種名 カテゴリー 予想実売価格
EP-M476T 家庭向けエコタンク搭載モデル 3万円台前半
EP-886AW/AB/AR カラリオ複合機 3万円台後半
EP-816A カラリオ複合機 3万円台前半
EP-716A カラリオ複合機 2万円台中盤
PF-81-2024 ハガキプリンター 5万円台後半
PX-M161T ビジネス向けエコタンク搭載モデル 3万円台前半
PX-S161T ビジネス向けエコタンク搭載モデル 2万円台前半

新製品「EP-M476T」は、A4モノクロ文書が約0.3円、A4カラー文書が約0.8円の低コストでプリントできるエコタンク搭載の家庭向け複合機。従来のエコタンク搭載複合機「EP-M553T」よりもさらに印刷コストを抑えつつ、本体価格は同等に抑えた。自宅でのテレワークや、学習教材のプリントに利用したいファミリー層に訴求する。

  • EP-M476Tの本体カラーはホワイトで、リビングにもマッチする

  • 販売店の店頭に展示するモックアップ(右)は、環境に配慮してこれまでのプラスチック製から紙製に置き換えた

インクカートリッジを採用するカラリオ複合機「EP-886AW/AB/AR」「EP-816A」は、よく使う機能のみをホーム画面に登録できる「らくらくモード」を新たに搭載し、使い勝手を高めた。

  • 売れ筋のカラリオ複合機「EP-886AB」(ブラックモデル)

  • 売れ筋のカラリオ複合機「EP-886AR」(レッドモデル)

  • 売れ筋のカラリオ複合機「EP-886AW」(ホワイトモデル)

  • 中堅クラスの複合機「EP-816A」

  • 2万円台で買える複合機「EP-716A」

  • 通常モード(左)とらくらくモード(右)

  • 2024年の干支に対応したハガキプリンター「PF-81-2024」

ビジネス向けのエコタンク搭載モデル「PX-M161T」「PX-S161T」は、A4モノクロ文書印刷が約0.5円と低コストなモノクロ印刷専用モデル。標準でインクボトルが2本付属しており、インクボトルの追加購入なしで約11,000ページ、約2年分のプリントが可能。

  • ビジネス向けのエコタンク複合機「PX-M161T」

  • ビジネス向けのエコタンクプリンター「PX-S161T」