楽天グループのRakuten Koboは10月5日(カナダ時間)、電子書籍リーダー「Kobo Sage」と「Kobo Libra 2」を発表した。Sageはメモ機能に対応する上位モデル。中位モデルのLibra 2は「Libra H2O」からストレージを強化した。

どちらもタッチスクリーンにE Ink Carta 1200を採用、目に優しいフロントライト技術「ComfortLight」 (フロントライト内蔵、ナチュラルライト機能)を備え、薄暗い場所でも快適に本やコミックを楽しめる。IPX8等級の防水機能に対応し、お風呂やプールサイドでの利用も可能。ページめくりボタンを装備し、手が濡れていたり、片手で持っている時でも物理ボタンを使って簡単にページめくりを操作できる。

  • Kobo Sage

Sageのスクリーンは8インチ(1920×1440、300PPI)。1.8GHz駆動のクアッドコアプロセッサを搭載、ストレージは32GB。10.3インチの最上位モデル「Kobo Elipsa」と同じように、Koboスタイラス(別売り)を使って、電子書籍や著作権保護されていないPDFなどに直接手書きできる。

ワイヤレス機能はWi-Fi(802.11 ac/b/g/n)。充電端子はUSB-C。本体サイズは181.4×160.5×7.6mm、重量は240.8g。カラーはブラック。アクセサリーとしてKoboスタイラスのほか、スタンドになる「スリープカバー」(ライトグリーン、ブラック)、バッテリーを内蔵した「パワーカバー」(ブラック)などが用意されている。価格は30,800円、発売日は10月20日頃となっている。

  • パワーカバー

    内蔵バッテリーからSageに給電できるパワーカバー

Libra 2は、7インチ(1680×1264、300ppi)。1.0GHz駆動のプロセッサを搭載、ストレージは32GB(Libra H2Oは8GB)。ワイヤレス機能はWi-Fi(802.11 b/g/n)。充電端子はUSB-C。

  • Kobo Libra 2

    Kobo Libra 2

本体サイズは161.6×144.6×9mm、重量は215g。本体カラーはブラックとホワイト。アクセサリーは「ベーシックスリープカバー」(グレー)、「スリープカバー」(ポピーレッド/ラベンダー/スレートブルー/ブラック)など。本体価格は23,980円で、発売日は10月20日頃。

  • Libra 2とスリープカバー

    Libra 2とスリープカバー

オーディオブック「Kobo Audiobooks」が提供されている米国などでは、SageやLibra 2にBluetoothヘッドフォンをペアリングして同サービスを楽しめる。Bluetoothサポートの追加もLibra 2の強化点の1つになっている。