任天堂がついに新型ニンテンドースイッチを発表しました。名称は「Nintendo Switch (有機ELモデル)」。従来モデルの液晶ディスプレイにかわって、より鮮やかでコントラストの高い有機ELディスプレイを採用します。
画面の枠が細くなり表示部分が7インチに広くなったほか、内蔵ストレージが64GB、背面のスタンドが広く角度は無段階調整対応に、内蔵スピーカーの改良、ドックは有線LAN端子搭載など、改良が多数施されています。
発売は10月8日、価格は3万7980円(税込)。本体色「ホワイト」と「ネオンブルー・ネオンレッド」の二色を用意します。予約の受付は9月下旬から。
従来モデルの Nintendo Switch と Joy-Con やドックは互換、サイズもほぼ同じ、動くゲームも同一。画面も広くなりましたが解像度は1280 x 720のまま。
同じNintendo Switchプラットフォームに、少し高級なバリエーションとして加わる位置づけです。
有機ELモデルの発売後も、従来モデルとLiteは併売します。
従来のNintendo Switchと本体サイズはほぼ変わらず、Joy-Con も同一。ドックは新型を旧スイッチで使うこともできます。
本体サイズは高さ102 x 幅242 x 厚さ13.9mm。無印より幅が3mm広くなりました。重量は 約420g (Joy-Con含む。無印は約398g)。
バッテリー駆動時間は従来と変わらず約4.5 – 9時間。バッテリー容量も4310mAhで全く同じ。
動くゲームも Nintendo Switch / Lite そのまま、同一プラットフォームのバリエーションモデルの扱いです。
無印 Nintendo Switch の価格は3万2978円なので、差額は約5000円。画面が大きく美しく、本体スピーカーの改良といった点のほか、内蔵ストレージが2倍になるのも注目点です。
現時点では容量差しか公表されていませんが、同一世代の改良中継ぎモデルでも処理速度やメモリ帯域、ストレージ転送速度などが向上するのはよくある話。現行の Nintendo Switch も、初期モデルからメイン基板を改良して電力効率を上げバッテリー駆動時間を伸ばしました。
同じゲームが同じ解像度で走るとはいえ、たとえば仮に本体ストレージに保存した場合のロード速度がわずかでも早くなっているなら、ブレスオブザワイルド新作の一本だけでも元がとれそうです。
追記: RAMの増量などもなし。任天堂によると「これまでのNintendo Switchと同じCPU /GPU (NVIDIA製のカスタマイズされたTegraプロセッサ)を搭載」しているとのこと。