映画『おいハンサム!!』(6月21日公開)のパパの日試写会が16日に福岡で行われ、吉田鋼太郎、武田玲奈が登場した。
同作は、父・伊藤源太郎(吉田)と、幸せを求め人生に迷う三姉妹 長女・由香(木南晴夏)、次女・里香(佐久間由衣)、三女・美香(武田玲奈)、そしてマイペースな母・千鶴(MEGUMI)という伊藤家5人が織り成す、「恋」と「家族」と「ゴハン」をめぐる新感覚コメディ。
■映画『おいハンサム!!』パパの日試写会に吉田鋼太郎、武田玲奈登場
“パパの日試写会”ということで観客は親子限定で、およそ130組300名の親子が試写会に参加した。観客に向けて、吉田は「何かと問題の多か娘ば抱えている伊藤源太郎を演じよる、吉田鋼太郎ですたい!」 と博多弁で挨拶。武田も「来てくれた皆さん、好いとうよー! 宜しくお願い致します」と方言を使って挨拶する。
「父の日」の思い出について尋ねられた武田は「お父さんとは仲が良くて父の日にはいつもギフトを送ってます。相談とかも良くするし、大型連休の時に遊びに来てくれるし、美味しいゴハンをたべてるし仲良くしています」と仲睦まじい父娘関係を発表。吉田は「3歳の娘がいるんですが、嬉しいことも大変なこともあって。やっぱり今はママの方が好きなわけですよ。ママと抱っこしなきゃ寝なかったり、僕のそばで起きると泣いてしまったり……。ずっとこれが続かないか、心配ですね」と自身の娘との近況を明かした。
さらに、「お父さんあるある」について話し合う場面も。“子どもには甘くなりがち。これ買ってって言ったら何でも買ってくれる。”というあるあるについて吉田鋼太郎は「これはその通りですね」と共感し、「僕は『買ってー』と言われる前に買います!」と子煩悩ぶりを話した。
観客からの質問に2人が直接答えるコーナーでは「娘さんが大きくなったら、どんなハンサムな家訓を作りますか?」という質問に対し、吉田は「実は台本を取っておいて、源太郎パパの言った通りに言おうかと思ってます。源太郎の言っていることは正しい。それをそのまま家訓にしようかと目論んでおります」と告白する。「映画『おいハンサム!!』で食べたものの中で、何が一番美味しかったですか?」という質問に対して、武田は「自分で作るシーンもあったんですが、オムライスが凄く美味しかったです。チキンライスを薄い卵で包んでケチャップをかける。シンプルだけど、昔ながらのこのオムライスが一番美味しいかもって思いました!」と『おいハン』ならではの美味しい思い出を語った。
舞台挨拶の終了時間が迫り、最後の挨拶でイベントを締めようとしたその時、“娘”武田玲奈から、“パパ”吉田鋼太郎へのサプライズプレゼントが。武田は「父の日なので、プレゼントを用意しましたー!」と、源太郎のトレードマークにちなみ、ハートマークとメッセージ入りの「腹巻き」をプレゼントする。受け取った吉田は「娘が修学旅行で買ってきた腹巻きをずっとしているという設定の役で、腹巻き無しには語れない伊藤源太郎なので、とっても嬉しいです。寒い季節が来たら是非使わせてもらいます!」と満面の笑顔でコメントし、喜びを伝えた。
最後の挨拶で、吉田は「映画を観たお客さんの顔を見るのは今日が初めてでしたが、皆さんが満足そうな顔をしていらっしゃるので安心しました。いろいろな展開が、最後は一つの結論に収束していく、とっても良く出来た映画だし、とっても楽しめる映画だと思います。是非映画館の大きな画面で何度も観ていただきたいです。今日は本当にありがとうございました!」と締めくくった。