Gooleの検索結果ページにおいて、キャッシュリンクへのURLがなくなっている。GoogleはX(旧Twitter)上でこの変更を認めており、もはや不要になったため削除したと述べている。

  • Google検索結果ページから「キャッシュリンク」が削除されている – もう不要という判断

Googleの検索結果ページにはそれぞれのWebサイトがホストするページへのリンクのほか、Googleがページを読み込んでキャッシュしたページへのリンクもこれまで提供されてきた。これがいつの間にかなくなっていたというもので、今回Gooleの検索エンジンチームがX(旧Twitter)上で正式に言及した形。昨年12月1日にはこの変更に気付いているユーザーがいたようだ。

Google SearchLiaisonはX(旧Twitter)上で、「はい、たしかにキャッシュページへのリンクを削除しました。これはGoogle検索におけるもっとも古い機能の1つで、今はもう不要になっています。その昔はページが正常に読み込まれるかがあてにならず、Googleが保持しているキャッシュのほうが速く読み込める場合もありました。今はもうほとんど必要にならないので、今回引退することになりました」と言及。

一方、Webサイトの信頼性が現在よりもはるかに劣っていた時代の便利機能だったとはいえ、Webサイトの更新前を確認するために活用していたユーザーもいるだろう。これに対してか、「個人的にはインターネットアーカイブへのリンクが検索結果に追加されるといいなと思っています。更新履歴をチェックする用途でとても素晴らしいリソースとして機能しています」と述べている。