バッファローは1月18日、Wi-Fi 6Eに対応したトライバンドWi-Fiルータ「WNR-5400XE6P」シリーズを発表した。2月中旬から順次販売開始する。

価格はオープンで、店頭予想価格は2台セットモデル(WNR-5400XE6P/2S)が37,480円、単体モデル(WNR-5400XE6P)が21,480円。

  • 親機単体モデル「WNR-5400XE6P」

WNR-5400XE6Pシリーズは、6GHz帯の周波数を利用できるWi-Fi 6Eに準拠したWi-Fiルータ。2.4GHz/5GHz/6GHzの3つの帯域に対応し、各2ストリームずつとなる計6ストリームをサポート。6GHz帯で最大2,401Mbps、5GHz帯で最大2,401Mbps、2.4GHz帯で最大573Mbps(いずれも理論値)の通信が行える。

2022年9月に発売した「WNR-5400XE6」のモデルチェンジ機となり、基本性能はそのままに、新たに家庭内のネットワークを守る「ネット脅威ブロッカー2 プレミアム」を搭載した。ネット脅威ブロッカー2 プレミアムは、スマート家電などセキュリティソフトの搭載が難しい機器のリスクに対応するルータ向けのサービス。

  • 2台セットモデル「WNR-5400XE6P/2S」。出荷前にペアリング設定が済んでおり、すぐにメッシュWi-Fiを構築できる

本体はホワイト基調で、アンテナは内蔵式。機能面では、有害サイトへのアクセスをブロックする「コンテンツフィルター Plus」(IPv4のみ対応)、ウイルス感染が疑われる機器のネット接続を遮断する「情報漏洩ブロック」「危険UPnPブロック」(ルータモードのみ)、子どものネット利用を管理する「キッズタイマー」などを搭載。

このほか、複数のデバイスと同時通信できるOFDMAや、スマートフォンなど接続デバイスの待ち受け時間を制御してバッテリーを節約するTWT(Target Wake Time)、デバイスとの電波強度を判断して2.4GHz帯/5GHz帯を自動で切り替える「バンドステアリングLite」も備える。

  • 本体背面

Wi-Fi AllianceのメッシュWi-Fi認証プログラム「Wi-Fi CERTIFIED EasyMesh」を取得しており、2台セットモデルはペアリング設定済みのため、すぐにメッシュWi-Fiを構築できる。

単体モデルのサイズはW140×H217×D75mm、重さは約610g。搭載ポートはWANポートが最大2.5Gbpsで1ポート、LANポートが最大1Gbpsで3ポート。IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)にも対応する。

Wi-FiセキュリティはWPA3 Personal/WPA2 Personal/WPA/WPA2 Personal/WPA2/WPA3 Personal/WEP(128-bit / 64-bit)のほか、Any接続拒否、プライバシーセパレーター、MACアクセス制限(最大64台)などが利用できる。

  • 底面にポート類がまとまっている