北野武監督の最新映画『首』(11月23日公開)のキャラクタービジュアルとPVが19日、公開された。
同作は、原作・監督・脚本・編集を北野武が務める最新作。天下統一を掲げる織田信長(加瀬亮)は激しい戦いを繰り広げていたが、その最中に家臣・荒木村重(遠藤憲一)が反乱を起こし姿を消す。信長は家臣を一堂に集め、自身の跡目相続を餌に村重の捜索を命じるが、明智光秀(西島秀俊)はなぜか村重を殺さず匿う。村重の行方が分からず苛立つ信長は、思いもよらない方向へ疑いの目を向け始めるが、それはすべて仕組まれた罠だった。波乱の展開が、 “本能寺の変”に向かって動き出すこととなる。
今回公開されたのは、総勢15のキャラクタービジュアルと、10キャラクターのPV。PVでは、武将、百姓、芸人と立場の違うキャラクターがそれぞれの野望を滾らせる様子が映し出される。人の良さそうな顔をしながらライバル武将たちを唆す【腹黒いサル】羽柴秀吉(ビートたけし)、強すぎる忠義心ゆえに謀反を決意することとなる明智光秀(西島秀俊)、高笑いで家臣を次々に足蹴にする織田信長(加瀬亮)のほか、【侍大将を夢見る元百姓】難波茂助(中村獅童)、【秀吉に仕える元忍者の芸人】曽呂利新左衛門(木村祐一)、【信長に首を狙われる謀反人】荒木村重(遠藤憲一)、【知略を巡らすワルい軍師】黒田官兵衛(浅野忠信)、【兄の威を借る腰巾着】羽柴秀長(大森南朋)、【抜け目ない飄々“タヌキ”】徳川家康(小林薫)、【暗躍する茶人】千利休(岸部一徳)と、キャラクターが勢揃い。「どいつもこいつも狂っている」というキャッチコピー通り、スピーディーで緊迫感の溢れるPVとなっている。
併せて解禁となったキャラクタービジュアルには、PVの10名に加え、斉藤利三(勝村政信)、般若の佐兵衛(寺島進)、服部半蔵(桐谷健太)、森蘭丸(寛一郎)、弥助(副島淳)の姿も収められた。
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