東芝ライフスタイルのルームエアコン「大清快」から、フラッグシップの「DRシリーズ」(9機種)が11月上旬に、「DRZシリーズ」(7機種)が12月上旬に発売となる。

  • 東芝ライフスタイルのルームエアコン「大清快」(DRシリーズ)

DRシリーズは新省エネ基準の達成を8機種へと拡大し、内蔵のレーダーを用いた節電冷房モードやサーキュレーターモードを新たに搭載。節電冷房モードは、レーダーによって人の位置をとらえ、エアコンからもっとも近い人に風を当てながら通常より控えめな冷房運転を行う。従来モデルと同様、人が移動するとエアコンの風が追いかけてくる機能もある。

サーキュレーターモードは、エアコン前面のルーバーが交互に上下移動し、空気をかき混ぜながら運転するモード。空清運転(プラズマ空清)や除湿運転でも併用できる。

  • 節電冷房モードのイメージ

  • 風速1m/sの風を受けと、体感温度は1℃前後下がるとされている

スマートフォン用アプリ「IoLIFE」には、エアコンの電気代を表示する機能を追加。IoLIFEアプリに対応エアコンを登録すると、過去の12カ月分、または30日分の電気代の推移をグラフで見られる。複数の対応エアコンを登録している場合は、各エアコンの電気代を一覧できるほか、事前に設定した電気代の目標金額を超えたときに通知する機能も備える。

本体のエアフィルターは抗菌仕様となり、油汚れに強いフッ素コーティング加工を施した。フィルターの自動お掃除機能や、それによって本体のダストボックスにたまったホコリを掃除機で直接吸える「楽ダストボックス」などは、従来モデルから引き続き搭載している。

  • 抗菌・撥油仕様のエアフィルター

一方のDRZシリーズは、DRシリーズと同レベルの省エネ基準達成率を持ちつつ、内蔵レーダーを省くなどして価格をおさえた。各シリーズのおもなラインナップと推定市場価格は以下の通り。

DRシリーズ(6畳用~26畳用)

  • RAS-N802DR:438,000円前後
  • RAS-N712DR:416,000円前後
  • RAS-N632DR:394,000円前後
  • RAS-N562DR:372,000円前後
  • RAS-N402DR:350,000円前後
  • RAS-N361DR:328,000円前後
  • RAS-N281DR:317,000円前後
  • RAS-N251DR:306,000円前後
  • RAS-N221DR:295,000円前後

DRZシリーズ(6畳用~26畳用)

  • RAS-N712DRZ:383,000円前後
  • RAS-N632DRZ:360,000円前後
  • RAS-N562DRZ:339,000円前後
  • RAS-N402DRZ:317,000円前後
  • RAS-N281DRZ:284,000円前後
  • RAS-N251DRZ:273,000円前後
  • RAS-N221DRZ:262,000円前後