YouTubeは、米国で「スキップ不可能な30秒広告機能」を広告配信サービスのメニューに導入すると発表した。ネットでは「30秒はやばい」「ニコニコ行くか~」などと話題となっている。
これは、米ニューヨークで行われた広告主やメディアが集うイベント「Upfronts 2023」にて発表されたもの。インターネットに接続したテレビ(コネクテッドテレビ:CTV)でのYouTube視聴に特化した広告とされている。まずはコネクテッドテレビ向けとして広告メニュー「YouTube Select」に導入する。これまでの2つの15秒広告が連続して表示されるスタイルから、1つの30秒広告が表示される形式に変更されるという。
同社は今回の新たな広告形式について、「より豊かな(広告の)ストーリーテリングを可能にする」と説明。また「視聴者が大画面での視聴体験を期待し、それに合致した体験を提供することを目指している」としている。
このほか、テレビでの視聴者向けに新たに、一時停止すると停止画面に広告が表示される機能も提供する。これにより、ユーザーの広告認知度や、行動誘導が強化される効果を期待しているとのこと。
ネットでは「有料会員にならない限り広告は仕方ない物だと思います」「ニコニコ動画に行くか~」「ヤダもうYouTubeの広告重いしうざい」「Twitchみたいな長い広告はストレス値が高い」「30秒はやばい()Premiumにしたら平気だけどね」「こっちは無料で使わせてもらっているので、広告を見せられるのは別にいいんだけど、いいかげんどう見ても法的にグレーな感じの早口CMを流すのはやめてくれ」など、様々な声が寄せられた。